2016年度宮水blog
平成29年度 日本水産学会春季大会 銀賞を受賞しました!
3月31日(金)
3月28日に東京海洋大学で行われた、「平成29年度日本水産学会春季大会 高校生による研究発表」において、本校生徒(平成28年度卒業生)による「マボヤの鮮度評価に関する研究」が銀賞を受賞しました。
この研究は、水産高校の社会的責任として、地域水産業の課題を解決しようとするフードビジネス類型の取り組みのひとつになります。
同学会での本校の受賞は4年連続、宮城県で水産上の課題となっているホヤに関する研究では3年連続の受賞となります。
これからも頑張ってください!
本校調理師 養成第一号!
3月29日(水)
今月1日に本校を卒業した調理類型第一期生20名の生徒全員に、3月6日付けで調理師免許が交付されました。
これを受けて、免許証を受け取った生徒が、校長先生に報告に来てくれました。
皆さんの今後の活躍に期待します。
宮城丸第3次航海 帰港しました
3月16日(木)
1月17日に機関工学類型2学年の生徒達を乗せて遠洋航海実習へと向かった宮城丸が、本日昼に石巻工業港に帰港しました。
約2ヶ月間の実習を終えて、多くのお土産を運ぶ生徒や、家族と嬉しそうに話す生徒なども見られました。
出港当時よりたくましく成長した姿に、今後の学校生活での活躍を期待します。
平成28年度 卒業式
3月1日(水)
第68回 本科卒業証書授与式・第58回 専攻科修了証書授与式が行われ、海洋総合科116
名、専攻科5名 計121名の生徒たちが本校を卒業・修了いたしました。
学校長式辞、在校生送辞では、学校を卒業し社会へと巣立つ卒業生への応援の言葉が贈ら
れ、卒業生代表の前生徒会会長からの答辞では、「3年間の学校生活の思い出・社会に出る
という大きな覚悟を持っての卒業・誇りを持って校訓を唱和してほしい」との、学校や在校
生、家族への感謝と応援の言葉と決意が語られました。
お忙しい中ご来場頂きました皆様にお礼を申し上げますとともに、改めて、ご卒業おめでとうございます。
〔下記から、卒業生答辞の全文がご覧頂けます〕
答辞
万石浦の潮風とともに春の訪れが日に日に色濃く感じられる今日、私たち本科生116名,専攻科生5名は卒業・修了の日を迎えることができました。本日は私たちのために、このような盛大な式を挙行してくださいまして、誠にありがとうございます。また、ご多忙の中、ご出席くださいましたご来賓の皆様、校長先生はじめ諸先生方、関係者の皆さま、またご多忙の中をご出席下さいました御来賓の皆様、校長先生はじめ諸先生方、並びに関係者の皆様に、卒業生一同、心より感謝申し上げます。
振り返ってみると、私たちの多くは6年前に東日本大震災を経験しました。あの大きな混乱の中、人が逃げ惑ったり津波にのまれたりした様子を目の当たりにしています。その中で、小学校六年生だった私たちは、卒業を間近に控えていました。しかし、もちろん私たちの卒業式どころではありませんでした。学校の体育館は避難所になり,多くの被災者であふれかえりました。卒業式が出来ないまま、中学校に入学した生徒もいます。
そのような私たちが、この宮城県水産高等学校の120周年という節目の年の卒業生となれたことを、とても誇りに思います。長い歴史の大きな節目にいることができたこと、そして、その節目の年度に学科改編の一期生として晴れの卒業式を迎えることができること、本当に嬉しく思います。
始めて宮水生として足を踏み入れたのは入学式の時です。
私は、緊張でがちがちに固まりながら宮水の校門をくぐりました。そのときの私は不安な面持ちをしていたと思います。
印象的だったのは対面式です。対面式では、先輩がたくさん集まっている中に入り、整列しました。あのときのことは今でも鮮明に覚えています。そこに待ち構えている先輩方に怖い印象を受け、「ここで本当にやっていけるのか」と不安になりました。
先輩方の前で覚えてきた校訓をクラス全員で唱和しました。何度も大きな声で唱和して、やっと先輩方から合格の拍手をもらえたときは、「自分もこの宮水の一員として認められたんだ」という達成感とともに晴れ晴れとした気持ちになりました。
二年生になり、私は新しくできた調理類型に進み、専門科目の勉強を始めました。
最初の実習は、細巻きを巻くことでした。どれも初めての体験で、細巻きのネタによって、巻いた時の形や切った時の数まで変わることに感動を覚えました。実際に行ってみると、どうしてもネタが中央には来ませんでした。そして、同じ高さに切ってみても、均一にはならず、それを平然とやっていた先生に尊敬と強い憧れの気持ちを抱きました。そんな私もご指導いただいたおかげで、今では綺麗に巻くことができるようになりました。
宮水ではたくさんの行事がありました。航海技術類型や機関工学類型の宮城丸出港式。高総体、三大体育行事、錨章祭、寒稽古・・・。どれも思い出に残っています。私たちが三年生の時から全校生徒で出港式を行うことが再開され、2ヶ月間海に旅立つ同級生を見送ることができ、とてもよかったです。体育行事では、私のクラスは他クラスに比べて女子が多く、男子生徒が多いクラスと戦うと、なかなか結果が出せませんでした。しかし、最後の体育大会では、綱引きにおいてみんなで頑張ったことで見事第3位になりました。体育行事で賞を獲ったのは最初で最後でした。そのときは本当に嬉しかったです。クラス全員で気持ちが一つになった気がしました。
3年間の中で、最も印象深いのは部活動です。
私は剣道部に所属していました。私の同級生は、始め5・6人いましたが、練習を続けるうちに一人また一人と転部していき、先輩が引退し、私たちが中心になるころには二人にまで減っていました。どうしてここまで少なくなったのか私には分からず、どんどんストレスが溜まりました。一時期は竹刀さえ持てなくなりました。
そんな私が三年間部活を続けられたのは、先生や後輩などの仲間のおかげでした。後輩が毎日教室まで迎えに来てくれ、稽古場に連れて行ってくれました。仲間の「早く来いよ」という励ましがなかったら挫けてしまったかもしれません。
今年は120周年という節目の年であり、校則が変わるなどの変化の年でした。その中でも特に変わったのは「錨章祭」ではないでしょうか。昨年まで体育館で行っていたものを校舎で行いました。意見を反映させられなかった昨年度の反省を生かし、臨時の生徒総会で議題を取り上げ、成立させることができました。さらに、女子生徒の増加に伴い,ミス・コンテストだけでなくミスター・コンテストを導入しました。
しかし、錨章祭を成し遂げるまでには、多くの苦労がありました。
実行委員会との連携がうまくとれず、情報の共有がなかなかできなかったり、校舎内を使うのは初めての試みということもあり、どうやるか、どの順番でやるか、一般の方への配慮を考えるなど、多くの問題に右往左往してしまい、前日まで気が抜けない日々を過ごしました。しかし、終わってみれば、昨年以上に充実した錨章祭に変わりました。オリジナルパフォーマンスでは全クラスの出し物を見て楽しむことができたし、アームレスリングでは全員が一体となって出場選手を応援する空間を作ることができたと思います。これは、大きな成果だと思っています。
このような貴重な経験ができたのも先生方のおかげです。
各行事では私たちと一緒に参加して盛り上げてくれたり、クラスの生徒に何を言われても何度も注意や指導をしてくださり、まとまらなかった私たち生徒の、あえて敵となることでまとめてくれた担任の先生、私たちと同じ目線で話を聞いてくれ、実習で私たちの至らないところを注意して、社会人として大切なことを教えてくれた類型の先生、部活動では部員に一つの目標を考えさせ部員がまとまる機会をつくってくださった顧問の先生。それ以外でも私たちの知らないところで私たちのために多くの時間を割いてくださった先生方。私たちがくじけそうになった時、逃げ出しそうになった時に、優しく時には厳しく教え導いてくださいました。そんな先生方には大きな感謝の気持ちと尊敬の気持ちでいっぱいです。
そして、何より私たちが生まれてから今まで育ててくださったお母さん、お父さん、これまで支えてくださって本当にありがとうございました。いつも一番近くで見守り、励ましてくれました。私たちは今日、「立派な人として社会にでる」という大きな覚悟をもって卒業します。でも、これから社会という荒波にもまれ、幾度の苦難に合い、きっと疲れて戻ってくることがあるでしょう。そんな時は、今までのように接し、叱り、そして今日のようにまた背中を押してください。それが、「また頑張ろう」という私たちの力となるでしょう。
宮水の「校訓」。私は全校生徒の前で何度も大きな声でかけ声をかけました。毎回、全力でした。この校訓は私の心に深く刻まれています。在校生の皆さん、宮水の校訓は社会に出てからも通じることが書かれています。私は生徒全員で誇りを持って唱和してほしいと思っています。
最後になりましたが、私たちの誇る宮城県水産高等学校の益々のご発展と、校長先生、お世話になった先生方、そして在校生の皆さまのご健勝とご多幸を祈念し、卒業生代表の答辞とさせていただきます。
平成29年3月1日
卒業生代表
フノリ採集実習を行いました!
2月22日(水)
生物環境類型より、実習の報告が届きました。
2月15日(水)にフノリの摘採実習に行ってきました。
(JF石巻地区支所・小竹支部女性部との地域連携実習で
す)
小竹浜で約1時間、大潮の干潮に合わせてフノリを獲りま
した。天候にも恵まれ、生徒たちも集中して取り組み、多い
生徒は一人で5㎏以上の摘採をしました。それらを計量する
と約80キログラムになりました。
海藻をこれくらい摘採するには地元女性部の方々だけでは
難しい作業です。実習後には昼食を準備して下さり、今年度
もカレーとフノリの天ぷらを生徒たちみんなで美味しく頂き
ました。
このフノリ実習は震災後に地域連携実習として始まり、今
では他の生物よりもフノリが優先的に生長するように年に数
回それらの維持管理実習に出かけています。このフノリは小
竹浜の女性部で販売する予定です。
JF石巻地区支所 小竹支部女性部の皆様、有り難うございました。
平成28年度 課題研究・総合実習成果発表会
2月14日(水)
3学年の「課題研究」や「総合実習」の成果を、各類型の代表者が15分間でプレゼンテーションを行い、全校生徒、保護者・学校評議員の皆様の前で発表しました。
生物環境類型
総合実習について各班ごとの取り組みを発表しました。
・ブランドガキつくり(第2回石巻市創業ビジネスグランプリ 学生部門(高校生以下)優秀賞受賞)
・飼育管理と調査
・焼きハゼを目指して
・アクアポニックス研究(全国水産生徒研究発表東北大会 優秀賞受賞)
・水産業の課題解決への取り組み
・クロソイの完全養殖を目指して
フードビジネス類型
ホヤの消費・販路拡大に関する研究
「伊達なほやむすびTM大作戦!」からの「鮮度維持に関する研究」
・それぞれ、平成28年度全国産業教育フェア石川大会 優秀活力賞、サイエンスキャッスル2016in東北 審査員特別賞を受賞しました。
調理類型
うまいもん甲子園と実習成果
・「うまいもん甲子園」に全員で応募し、地元のアサリを使用したオムライスが宮城県代表に選ばれ、東北大会に出場しました。
航海技術類型
平成28年度宮城丸第1次航海マグロ等漁獲量と水温・気温との関係性
・宮城丸の乗船実習で行った、マグロ延縄操業実習での漁獲と水温・気温の関連性を、過去のデータとも比較して関係性があるか調べました。
機関工学類型
養殖漁業改善プロジェクト~養殖牡蠣いかだの揺れ防止対策~
・荒天による収穫前の養殖牡蠣の落下を防ぐため、養殖している牡蠣を吊すいかだが揺れないような浮きダルを考案・開発しました。
フードビジネス類型「なんくろ茶漬け」県水産加工品品評会 特別賞を受賞しました!
2月10日(金)
今月1日に女川町で行われた、第41回県水産加工品品評会において、本校フードビジネス類型の課題研究で発表された「ナンノクロロプシス(藻の一種)の商品化」で生まれた『なんくろ茶漬け』が県水産加工研究団体連合会長賞(特別賞)を受賞しました。
県内の水産加工業者などが多数参加し、かまぼこを始め200を超える水産加工品が出展された中での受賞となりました。
ナンノクロロプシスとは、バイオ燃料の原料として注目されている素材ですが、栄養価も高いため食品としても利用できます。昨年度は『なんくろ塩飴』を開発し、一般販売を行いました。
今年度はさらにナンノクロロプシスの量を増やした商品の開発を目指し、挑戦と改良を重ね、ふりかけタイプのお茶漬けが完成しました。
また、特別賞受賞の見出しとともに、品評会の記事が2017年2月4日発行の石巻かほく紙に掲載されました。
平成29年度 前期選抜入試 合格発表
2月9日(木)
今月1日に行われた、平成29年度高校入試の前期選抜合格発表が行われました。
発表前から多くの受験生や宮水生徒が集まり、午後4時に合格者番号が掲載されると、家族や友達と合格を喜ぶ受験生の姿や部活動の紹介を行う生徒の姿が見られました。
合格された受験生の皆さん、おめでとうございます。
後期試験の受験生の皆さんも、体調に気をつけて受験勉強を頑張ってください。
万石浦小学校6年生 マガキの学習
1月27日(金)
昨年7月に続き、万石浦小学校6年生の皆さんが体験授業に来てくださいました。
今回行われたマガキの学習では、カキの生態や特徴について習ったあとに、実際にカキの貝柱の位置を確認しながら身を取り出すなど、より実践的な授業となりました。
慣れないカキ剥き用ナイフを使いながら、一生懸命に殻を開けようとする児童の姿や、うまく殻を開けて動いているカキの心臓を見ることができた児童もいました。(※うまく貝柱を切ると、心臓を傷つけずに生きたままの新鮮なカキの中身を取り出すことができます)
最後に、白蝶貝に発生した真珠を皆さんに見てもらい、大きな粒やハート型の真珠に驚きや感動の声が上がりました。
万石浦小学校6年生の皆さん、体験授業への参加ありがとうございました!
フードビジネス類型 課題研究発表会
1月27日(金)
フードビジネス類型3年生による課題研究発表が行われました。
先生方や同類型の2年生を前に、班ごとに販売促進・PR活動・商品化活動・検定取得など、この一年間の成果を発表しました。
発表では、地域のため・水産業のため・自身の将来のため など、一人一人目標を持って取り組んだ事がうかがえました。
◆平成28年度 課題研究テーマ一覧(中央の画像7枚 左上より順に発表)
・ナンノクロロプシスの商品化について
・検定取得に向けて
・出前・体験授業による水産業のPR
・伊達なほやむすび大作戦
・マボヤの低温保存中の生菌数と細菌叢の遷移について
・検定3級に挑戦
・検定取得に向けて
水産業講話 みやぎのさかな パート2
1月27日(金)
生物環境類型3学年の授業の一環で、前本校教諭の森本充先生をお招きし、水産業講話が行われました。
本校では宮城の魚介類について学び、地域水産業への興味・関心・理解を深める「みやぎのさかな」という授業があり(※類型によって異なります)、この授業で森本先生が使用していたスライドを冊子にして、今までの授業を振り返る形で講話が行われました。
三陸沖が世界三大漁場のひとつとされる理由や、宮城県内で獲れる魚介類についての詳細など、昨年の授業の総まとめや、「全国の高校生約119万人のうち、水産高校で生物・栽培を学んだ約300人に入る「レアな高校生」だ!」と応援の言葉を頂いたりなど、充実した一時間となりました。
森本先生、貴重なお時間とお話をありがとうございました!
海難防止講話
1月27日(金)
海上保安庁第二管区海上保安本部 安全対策課の方をお招きして、3学年の船舶等の就職希望者を対象とした海難防止講話が行われました。
警備・救難・海洋情報・海上交通と多岐にわたる海上保安庁の仕事についての説明と、海難事故の現状と事故防止対策などを、統計や事例が掲載された資料や、救命胴衣の装着体験を交えながらお話をいただきました。
また、KTY(危険予知トレーニング)と呼ばれる、作業中の様子が描かれた絵を見て危険な箇所を上げていくトレーニングでは、次々に挙手をして答えていく生徒の姿も見られました。
第二管区海上保安本部の皆様、お忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。
寒稽古実施
1月16日~20日
一週間に渡り、本校恒例の寒稽古が行われました。
寒稽古は伝統行事として毎年行われてきましたが、グラウンドが新校舎建て替え工事のため使用できず、また、行事の見直しのため、今年度は部活動ごとの任意参加となりました。
屋内外の限られた場所でも寒さに負けず、トレーニングに励みました。
平成28年度 宮城丸第3次航海出港式
1月19日(木)
機関工学類型2学年27名と、本校・気仙沼向洋高校の専攻科10名を乗せた県の海洋総合実習船「宮城丸」が、石巻新漁港より、実習場所のハワイ沖へ向かいました。
石巻新漁港の超低温冷蔵庫付近で行われた乗船式には、保護者の皆様はじめ多くの方にお越し頂きました。
校長からは「多くの学びと感動と生きる力を身につけて、石巻港へ帰ってくることを期待しています」との言葉と、生徒会からのエールで実習生たちを激励しました。
また、実習生代表の生徒が「多くの経験とともに成長して帰ってきたい」と抱負を語り、約60日間の実習へと向かいました。
この様子は、宮城県内の多数のテレビ局や新聞などで報道されました。
3学年保健講話
1月18日(水)
3学年を対象に、卒業後も規則正しく自立した生活を実践できるよう、石巻保健所地域保健福祉部の方をお招きして、健康づくりの保健講話を行いました。
講話は「筋肉について」と「あなたの知らないメタボの世界」の2章立てで行われ、筋肉の役割や重要性、メタボリックシンドロームの正しい知識、血圧と血管の関係と病気の解説や、日常生活で注意するポイントなどを教わりました。
また、筋肉や骨など体を動かす機能が低下する症状「ロコモティブシンドローム」をチェックすることができる運動「ロコモ度テスト」も行いました。
このテストは、椅子などに座っている状態から、手を使わないで片足だけで立ち上がる動作ができるかどうかのチェックを行うもので、生徒たちは椅子に座った高さや、より低い約20センチメートルの段差から立ち上がれるか(※この高さができて20代の機能だそうです)挑戦しました。
石巻保健所の皆様、講師のスタッフ様、貴重なお話をありがとうございました。
3学年就職前ガイダンス
1月11日(水)
就職を控えた3学年の生徒を対象に、社会保険労務士の髙山直樹氏をお招きしての講演が行われました。
高山氏が制作された冊子『「進路のてびき」の社労士的解説』と合わせて、労働時間や社会保険、明細書の見方など、就職前に最低限知っておくことの確認を行いました。
特に労働条件や職場トラブルなど、最近のニュースで取り上げられる問題については重点的に説明をいただき、集中して話を聞く生徒や冊子を確認する生徒の姿が多く見られました。
高山直樹様、および社会保険労務士会の皆様、お忙しいところありがとうございました。
熊本・岩手の被災地へ義援金を届けました
12月19日(月)
11月に行われた「みやぎ産業教育フェア」で販売したコラボ缶詰の収益金を、4月に発生した熊本地震と8月に岩手県などを襲った台風10号の被害に遭われた方への義援金として、石巻市社会福祉協議会に届けました。
この缶詰は、本校と気仙沼向洋高校が作った「さんま味付け」缶詰と木の屋石巻水産の「いわしのレモン煮」に、石巻市立桜坂高校の生徒が制作したラベルを貼ったコラボレーション商品となっています。
義援金は県の共同募金会を通じ、熊本・岩手両県の共同募金会に届けられます。
この様子は宮城県内のニュース番組、12月22日発行の石巻かほくに掲載されました。
サイエンスキャッスル2016 東北大会に参加・受賞しました
フードビジネス類型から、12月18日(日)に東北大学・カタールサイエンスキャンパスホームで行われた「中高生のための学会・サイエンスキャッスル2016」東北大会参加と受賞のお知らせが届きました。
宮城水産高校フードビジネス類型ホヤホヤ研究班 またまたやりました!
マボヤの低温保存中の生菌数と細菌叢の遷移についての口頭発表が『審査員特別賞の『「5」の付く日。JCBで復興支援賞』をいただきました!
自分達の学習成果を地域に還元することが社会貢献に繋がる、という思いで研究を続けてきた点を一番評価していただいたのだと思います。
水産は実学。
学習成果は地域に還元。
そういった生徒たちを育てることが水産高校の使命です。彼らが地域の産業をガッチリと支えるためにも、そうしていかなければならないと改めて感じる日となりました。
この研究は石巻専修大学理工学部角田出教授、高瀬特別研究員、同研究室の皆さんのご指導ご助言、海洋教育パイオニアスクールプログラムの助成を受けて実施しました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
発表ではホヤの鮮度低下に注目し、被袋(殻)外部を洗い付着生物を取り除いたホヤと未処理のホヤ(洗っていないホヤ)を低温保存し、重量・臭気・刺激に対する反応を観察するとともに、むき身中の細菌について解析した結果を発表し、科学的な視点から販路拡大の提言を行いました。
また、この受賞と11月に行われた全国産業フェア石川での受賞と合わせて、「ホヤの消費拡大への取組」として、研究活動などが新聞等のメディアに多数取り上げられました。
改めて、受賞おめでとうございます!
1学年キャリアセミナー
12月14日(水)
1学年を対象に、様々な職業や人生の先輩から話を聞き、視野を広げるキャリアセミナーが行われました。
NPO法人ハーベスト様実施のもと、会社代表・公務員・宮水OB・宮水教員だった方など、13人の魅力的な講師の方々からお話を伺いました。
真剣な面持ちで話を聞く生徒や、和やかな雰囲気で話を進めるグループなど、講師の先生ごとに特色のあるセミナーとなりました。
NPO法人ハーベストのスタッフの皆様、講師の皆様、貴重なお話をありがとうございました。
2016年度 IPPO IPPO NIPPON プロジェクト 経済同友会講演会
12月9日(金)
IPPO IPPO NIPPON プロジェクトの一環として、経済同友会幹事の武藤光一氏(株式会社商船三井 代表取締役 取締役会長、会長執行役員)をお招きし、1年生と航海技術類型・機関工学類系2年生、3年生を対象に講演会が行われました。
「日本の海運業について」、「楽しく働くには」をテーマに、海運市場やコンテナ・貨物船の種類、海運業が抱える問題などの話に、生徒たちは真剣に聞き入っていました。
IPPO IPPO NIPPON プロジェクトの皆様、経済同友会の皆様、武藤光一様、この度は貴重な機会を頂き、ありがとうございました。
2学年 学習旅行
12月9日~12日
生物環境類型・フードビジネス類型・調理類型の2学年の生徒を対象に、3泊4日の日程で学習旅行を実施しました。(航海技術類型・機関工学類型ではハワイでの研修を含む宮城丸での航海実習となります)
各類型ごとにコースを決め、それぞれ特色のある学習旅行となりました。
◆生物環境類型 沖縄方面
渡嘉敷島でのダイビング・スノーケリング、首里城、美ら海水族館、平和記念公園、ひめゆりの塔資料館の見学など、沖縄の自然と文化、歴史を学びました。
また、渡嘉敷島でダイビングに挑戦する生徒の様子が2016年12月30日付 石巻かほくに掲載され、挑戦した生徒全員が技能認定カード「Cカード」を取得した旨も紹介されました。
◆フードビジネス類型 広島・関西方面
呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)、日本三景のひとつである厳島神社・広島記念公園・清水寺と、世界遺産に指定されている名所、インスタントラーメン発明記念館や京都・大阪での自主研修など、明治以降の造船技術、平和学習、世界遺産や関西の食文化、各地の商品開発などについて学びました。
◆調理類型 東京・横浜方面
和食料理人として有名な道場六三郎氏がオーナーを務める「懐食みちば」、石巻・三陸の海の幸が東京でも楽しめる「宮城漁師酒場 魚谷屋」での食事、『調理に関するものなら何でも揃う』と言われる合羽橋道具屋街、築地市場、横浜みなとみらい~中華街での見学・食事、7月に行われた料理ボランティア特別授業でお越し頂いた岸義昭氏が総料理長を務めるインターコンチネンタル東京ベイの厨房見学と、食と調理について学びました。
関係機関や保護者の皆様のご理解とご協力、ありがとうございました。
全国産業フェア石川大会 優秀活用力賞受賞!
12月9日
フードビジネス類型より、石川県金沢市で開催された全国産業フェアでの受賞のお知らせが届きました!
11月4日~6日にかけて、金沢で開催された全国産業教育フェア 知
財学習成果発表会にフードビジネス3年生が「伊達なほやむすびTM大
作戦」と題して出展・発表し、優秀活用力賞を受賞しました!
賞は知財学習における優秀な創造活動に贈られる優秀創造力賞、優秀
な実践活動への優秀実践力賞、そして知財を有益に活用している取組
に贈られる優秀活用力賞があり、本校は昨年の優秀想像力賞(情報無
線研究部アイス・ツクレール開発)・優秀実践賞(情報無線研究部チ
リトレール開発)の受賞についで、ついに三冠達成となりました!
(史上初・史上最速の三冠達成です!)
本校は知財学習の展開型研究指定(東北・北海道地区では唯一)を平成25年から3年間受けております。
全国さんフェアでの知財学習の成果発表は、開催地域の大企業や経産省の出先機関、特許庁の職員ら(今回は会社社長や北陸経産局の方など)によって評価されます。
賞のために、日々の学習を展開しているわけではありませんが、生徒の活動を外部の方に評価していただいたことは教員として素直にうれしかったです。
今後も地域に密着しながら、専門高校として社会人基礎力の育成のために取り組んでまいりたいと、強く思う一日となりました。
11月22日には、地元紙石巻かほくの特集「苦境の県産ホヤ<6>(石巻かほくwebサイトへ移動します)」において、ホヤの消費拡大の取り組みとして上記のホヤむすびや調理研究部のクリームパスタなど、ホヤの新しい食べ方の提案やイベントでのPR活動が紹介されました。
どんどん広がる宮水オリジナルのホヤ料理の活躍、どうぞご期待ください。
さんフェア宮城2016に参加しました!
11月12日(土)
宮城県庁・勾当台公園を会場に、県内の専門高校生が学習成果を発表する「さんフェア宮城2016」が開催され、各類型ごとに学習内容の紹介や、展示販売・制作体験などを行いました。
◆航海技術類型
宮城丸での乗船実習の紹介や、ロープワーク体験などを行いました。
◆機関工学類型
授業で使用する教科書展示の他、針金アートの展示・体験コーナーが特に好評でした。
◆生物環境類型
アクアポニックスや「ミニすいぞくかん」の展示、ダイビング器材紹介など、生物環境類型ならではの特徴を大きくアピールしました。
◆フードビジネス類型
かまぼこ作り体験や、人気のまぐろ・さんまの缶詰の販売では多くの方にお買い求めいただきました。
◆調理類型
パネル展示の他、航海技術類型・機関工学類型の実習で捕れたマグロを使ったつみれ汁の販売は、行列ができるほどの人気でした。
その他、ステージ発表や実習で使用する器具の展示、思い出缶作りなど、宮水ならではの体験や魅力を多くの方にアピールすることができました。これをきっかけに、宮水に興味を持って頂けたらと思います。
平成28年度 校内マラソン大会
11月10日(木)
宮水の三大スポーツ大会の最後を飾る、校内マラソン大会が行われました。
学校をスタートし、万石浦~サン・ファンパーク~県水産技術総合センター付近で折り返して学校へと戻る、全長6.4kmのコースを駆け抜けました。
マラソン大会結果
個人総合
1位 機関工学類型2年
2位 1年1組
3位 航海技術類型2年
3大大会(球技大会・陸上競技大会・マラソン大会)総合順位
1位 1年1組
1位 1年3組 (合計得点が同じため同点1位)
3位 生物環境類型3年
平成28年度火災避難訓練
11月9日(水)
校内で火災が発生したことを想定とした避難訓練が行われました。
校舎1階化学・地学実験室から出火したため、体育館へと避難します。
避難完了後に校長先生と防災主任の先生からの講評として、「避難ルートと避難場所の安全確認の重要性」と「将来、人を引っ張っていく立場になったときに正しく誘導ができるか訓練する場でもある」などといった、一歩先の視点を持って行動する重要性を学びました。
水産生徒研究発表東北大会 優秀賞受賞!
10月26日(水)
10月26日~27日にかけて気仙沼向洋高校で行われた、全国水産生徒研究発表東北大会に出場した生物環境類型チームの「アクアポニックス 夢見鯛・夢みたい・夢見たい」が優秀賞を受賞しました。
アクアポニックスとは、魚の養殖と水耕栽培(水だけで育てる栽培方法)とを組み合わせた食料生産技術のひとつで、
水槽内の魚の排泄物を微生物が分解して栄養分に
↓
栄養分を含んだ水を水耕栽培に使用
↓
栄養分が抜けた水が水槽に戻る…と循環する仕組みになっています。
(全体図イメージになります)
平成28年度 錨章祭
10月21日・22日
“弾けるくらい盛り上がれ!!~宮水120年の歴史~”をテーマに、本年度の錨章祭が行われました。
1日目の校内公開では、各類型3年生の課題研究発表が行われた後、オリジナルのパフォーマンスやアームレスリング大会予選、みやすいコレクション(ミス&ミスター宮水コンテスト)が行われ、会場は大いに盛り上がりました。
生物環境類型、フードビジネス類型 課題発表
調理類型2年生3名(?)によるクッキング教室。
フードビジネス類型3年によるヲタ芸 (応援パフォーマンス)
迫力のアームレスリング!
また、創立120周年記念として大々的に行われたみやすいコレクションでは、魔女っ子・サンタクロース女子に扮した男子生徒や、学ランや浴衣、流行のファッションを着こなす女子生徒の他、謎の猫耳メイドの審査員(画像右)と帽子&ロングスカートの長身美女…になりきった、それぞれ男性教諭のお二人と、有名なリラックスするクマさんも登場した華やかなショーとなりました。
2日目の一般公開では、クラスや部活動ごとに展示や模擬店での販売、沖縄や奄美地方の伝統芸能・エイサーの披露が行われました。
大勢の方にお越しいただきまして、ありがとうございました。
フードビジネス類型 出前授業
10月13日(木)
本校フードビジネス類型の生徒が出前授業として市内の保育園へ出向き、子供たちと焼きかまぼこを作りました。
材料を混ぜて形をつくり、ホットプレートでじっくり焼いていきます。
焼いている間に揚げかま・焼きかまなど、かまぼこの種類の説明を行って…
上手に焼けました!
フードプロセッサーやホットプレートなど、家にある調理器具でかまぼこを作っていく様子に、子供たちも興味津々の様子でした。
“伊達なホヤむすび“快挙! 復興グルメF-1大会
10月9日(日)
石巻市渡波のサン・ファンパークにて「第13回復興グルメF-1大会in石巻」が行われ、本校フードビジネス類型・伊達なホヤむすび班考案の“伊達なホヤむすび“が3位に輝きました!
おにぎり作りから設営、接客、呼び込みなど、チームで協力して行いました。
販売開始すぐに最後尾列の案内看板が登場し、開始1時間を過ぎたころには品切れ直前と、とても大盛況でした。
投票ありがとうございました!
この様子は 石巻かほく2016年10月10日付掲載 「石巻で復興グルメF-1大会」に掲載され、見出しや記事内で3位入賞が取り上げられました。
平成28年度陸上競技大会
10月7日(金)
“スポーツの力で宮水を盛り上げよう”をテーマに、陸上競技大会が行われました。
大綱引きやリレーなどのおなじみの競技や、二人三脚やパン食い競争でバトンをつなぐトラブルリレー、生徒・先生全員参加のオールメンバーリレーなどの個性的な競技も繰り広げられました。
平成28年度陸上競技大会 結果
総合1位 航海技術類型3年
総合2位 航海技術類型2年
総合3位 海洋総合科1年1組
各種目成績
長縄跳び 1位(学年ごと)
1学年 3組
2学年 航海技術類型・調理類型(同点)
3学年 航海技術類型・機関工学類型(同点)
玉入れ 1位(学年ごと)
1学年 1組・2組(同点)
2学年 航海技術類型・機関工学類型(同点)
3学年 機関工学類型・生物環境類型(同点)
トラブルリレー 1位(学年ごと)
1学年 2組
2学年 機関工学類型
3学年 調理類型
綱取り 1位(学年ごと)
1学年 1組
2学年 航海技術類型
3学年 航海技術類型
オールメンバーリレー(全学年)
1位 航海技術類型3年
2位 航海技術類型2年
3位 機関工学類型3年
大綱引き(全学年)
1位 フードビジネス類型2年
2位 航海技術類型2年
3位 調理類型3年
ベストメンバーリレー(全学年)
1位 航海技術類型3年
2位 1年2組
3位 1年3組
平成28年度芸術鑑賞会 宮城県水産高等学校 学校寄席
10月6日(木)
秋の色が深まる中、芸術鑑賞会が開催されました。
落語家の柳家さん喬 さん、柳家小太郎 さん、三遊亭円馬 さん、曲独楽師の三増紋之助 さんをお招きし「学校寄席」と題して落語などの伝統芸能を楽しみ、扇子と手拭いだけで表現される、落語の“仕草”の体験や、北野武監督の映画「座頭市」にも出演された三増さんの曲ごまも披露され、会場は大いに盛り上がりました。
扇子を箸に見立て、そばを食べる仕草に挑戦!
刀の切っ先で回る独楽の姿はまさに芸術です。
素晴らしい公演をありがとうございました!
水産研究発表 校内大会
10月5日(水)
第2回全国水産・海洋高等学校生徒研究発表 校内大会が開催され、各チームごとに日々の学習や研究テーマを発表しました。
この大会の上位2チームは、10月26日・27日に行われる東北大会へと出場します。
◆研究発表タイトル(全5チーム)
ステンシル技法による震災支援作業着の再利用とクラスTシャツのあり方の提案(航海技術類型)
バーベキュー台製作(機関工学類型)
アクアポニックス 夢見鯛・夢みたい・夢見たい(生物環境類型)
水産高校のCSR 地域産業の課題を解決したいVer.2(フードビジネス類型)
水産業のPR 出前授業を通じて(フードビジネス類型)
1・2学年 保健講話
10月5日(水)
1・2年生を対象に保健講話が行われました。
講師にNPO法人ハーティ仙台代表理事・助産師の八幡氏をお招きし、「大切にしたい性と命」をテーマに具体的な事例やスライドを使ってのお話を頂きました。
性に関して正しい理解や知識を深め、学校生活や社会に出た時に正しい判断ができるように、また、いわゆるデートDVについての詳細や被害に遭った場合の対処法などの身近な問題点を含めた講話に、生徒たちは真面目に聞き入っていました。
ハーティ仙台の皆様、八幡さま
お忙しいところ、貴重なお話をありがとうございました。
実りの秋!収穫の秋!石巻北高校との稲刈り実習
10月4日(火)
石巻北高校食農学科3年生と、本校フードビジネス類型3年生が一緒に植えた稲の収穫が行われました。(田植えの様子は こちらの記事をご覧ください)
石巻北高校の先生から稲の刈り取りで使用する鎌の使い方を教わり、手作業での稲刈りと天日干しの作業に挑戦しました。
今回も学校を超えて和気あいあいの様子です。
生徒の皆さんも慣れない作業に真剣に取り組んでいます。
後ろの取材のカメラマンさんも真剣です。
作業が終わったあとは、前もって収穫していたお米を使ったおにぎりと宮水謹製のさんまの缶詰で、皆で新米の味を楽しみました。
今回収穫したお米は米粉とし、すり身と合わせた「こめぼこ」を製造し、実習に使用します。
お疲れさまでした!
この様子は 石巻かほく平成28年10月10日付「石巻北高と宮城水産高3年生 会話を弾ませ稲刈り」として、新聞に掲載されました。
ほやがカフェのメニューに登場!~調理研究部の出来立てほやほや・ほやクリームパスタ~
9月29日発行の石巻日日新聞に、本校の調理研究部の活動が大きく取り上げられました。
(2016年9月29日付掲載「高校生が生んだ石巻の味」より)
調理研究部では、本校フードビジネス類型とともに“ほやの販路や国内消費の拡大”を目的に様々なほや料理を開発・発表しています。5月のイベント(「2016年5月 FB類型ホヤまつりに参加しました」より。リンクからイベントの様子の記事へと移動します)で“ほやクリームパスタ”を初披露した際、市内のカフェ「 」(かぎかっこ)を運営する代表の目に留まったことがきっかけで、今回のカフェのメニューへの採用となりました。
ほやとパスタの組み合わせは意外と思われるかもしれませんが、ほやはフランスでも食されていて様々な調理方法もあり、フランス料理でおなじみのホワイトソースとの相性は良好です。
加えて、ほやの風味を残しつつ食べやすいように和風の味付けがされているのもポイントです。
取材が行われた日は、1年生の部員2名が「 」の特別スタッフとして、接客やチラシ配りなどでパスタの魅力をアピールし、取材では「ホヤが好きな人・苦手な人、両方が納得する味」など、味付けの工夫やホヤの消費拡大について熱心に記者へと伝えていました。
皆さんに、新しいほやの魅力を是非とも味わって頂けたらと思います。
学び、繋ぐ食文化~フードビジネス3年鯨肉調理実習
9月23日(金)
今月12日、フードビジネス類型3年生を対象に鯨肉を使った調理実習が行われました。
実際に鯨肉を調理・試食することで、捕鯨基地として栄えていた石巻市牡鹿地区(旧牡鹿町)の伝統や地元の食文化への理解を深めるため、宮水では地域の協力を得てこの取り組みが行われています。
調理実習では、石巻地区漁協女性部のご協力のもと、鯨料理の定番“鯨肉の竜田揚げ”や、刺身、鯨汁、炊き込みご飯の4品を作りました。
試食後は、漁協女性部長の江刺さんの講話があり、捕鯨の歴史や鯨肉の栄養について学びました。
石巻地区漁協女性部の皆様、鯨肉のご提供を頂きました日本捕鯨協会の皆様、ご協力有難うございました。
この実習の様子は、9月20日発行 石巻かほくに掲載されました。
就職試験出陣式
9月21日(水)
就職試験解禁を前にした9月14日、就職試験に臨む生徒への出陣式が行われました。
式では、教頭先生と進路指導担当の先生から激励と応援の言葉を頂きました。
また、学校の進路指導部制作「進路のてびき」をおさらいする生徒の姿も見られ、ひとりひとり真剣な様子で試験へと備えていました。
皆さんの努力が実るよう願っています!
平成28年度 各部活動新人戦リポート その2
9月21日(水)
宮水生の新人戦活躍報告・第2回は、ラグビー部の全国高校ラグビー県大会予選の様子をお伝えします。
10月3日から始まった“全国高校ラグビー大会県予選”では、宮城水産ラグビー部は気仙沼向洋高校との合同チームで2回戦から出場しました。
10日(土)に行われた予選2回戦(初戦)では利府高校と対戦し、前半12点・後半19点を獲得し、31-5で3回戦(準々決勝)へと進みました。
17日(土)に行われた予選3回戦では、同じ地元の石巻工業高校との組み合わせとなり、38-0と悔しい結果に終わりましたが、強豪校相手に最後まで退かずに力を出し切った試合だと思います。
たくさんの応援・ご声援、ありがとうございました。
チームの紹介や2回戦での試合の様子などが、地元紙の石巻かほくや石巻日日新聞などに掲載され、多くの注目を集めました。
これからも頑張ってください!
1学年見学実習~様々な角度から海を見よう!~
1学年では、9月7日、9日、14日、16日と、4日に分けて見学実習を行いました。
水族館・造船所・養殖施設と、それぞれに特徴のある場所をクラスごとに見学・訪問しました。
昨年7月に開業した仙台うみの杜水族館には、三陸の海を再現した大水槽があり、ホヤなどが展示してある水槽を下から覗くことができる『マボヤの森』が出迎えてくれます。
また、大人気の屋外ショーでは八景島から来たイルカと松島水族館に居たアシカの共演も行われています。
石巻市内の(株)ヤマニシでは、会社の沿革や造船についてのお話や、工場の様子を見学させて頂きました。
宮水でもお世話になる宮城丸を含め、全国の水産学校の実習船なども手掛けています。
船舶以外にも煙突やゲートなどの製造も行っており、世界的に有名な仙台メディアテークの床鉄骨もヤマニシで作られています。
七ヶ浜町の宮城県水産振興協会では、アワビやヒラメなどの種苗の生産・放流や、資源管理型漁業の普及活動等を行っています。
元々は石巻市に事務所がありましたが、東日本大震災で被害を受け仙台市近郊に事務所を移し、昨年10月にようやく種苗生産業務が再開できたそうです。
1年生は12月になると、航海や調理など5つの類型の中から専門的に学ぶ分野を1つ選択することになりますが、この見学が類型選択の参考になったらと思います。
模擬面接で自信をつける!~宮水就職活動最前線~
9月5日~12日
今月16日の就職試験解禁を前に、就職を希望する生徒を対象に模擬面接が行われました。
面接時間は1人あたり10分前後で、入室から退室まで本番さながらの内容で真剣に取り組んでいました。
面接官は3人。画像からも重圧が伝わってきます。
面接官役には、実際に会社や営業所の代表を務めている方もいらっしゃいます。
雰囲気は本番の面接にとても近いです。
ドアの閉め方も丁寧に。退出が終わるまで面接です。
終了後は面接官役の方々から、良かった部分や注意点などのアドバイスを頂き、
試験本番に向けて更に自信をつけていきます。
面接官役では、本校職員の他、PTA、同窓会、学校評議員、地域の会社や商工会議所の皆様と、多くの方のご協力を頂きました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。
平成28年度 各部活動新人戦リポート・その1
ヨット部と相撲部より、新人戦の報告が届きました。
ヨット部
9月2日(金)~9月4日(日)に新人大会が七ヶ浜町の小浜で行われました。
(震災以降、県内のほとんどの大会はここで行われます)
本来、もう少し遅い時期に行われていましたが、海苔養殖のための網張りが行われるため、この時期しかないようです。
今回は1年生の出場が多くチャンスもあり、最高で2位も獲得したのですが、最終的には4位となり、賞状はいただけませんでした。また練習に取り組み、来年の大会に向けていこうと思います。
1年生ペアでの大会出場は初めてでしたが、良い経験になったことと思います。
◆相撲部
9月3日(土)、相撲部は道の駅米山にて新人大会に参加してきました。
団体戦、個人戦、階級別個人戦、それぞれ残念ながら良い結果は残せませんでしたが、相撲を始めて1年弱の部員2人は、全試合を通してそれぞれ1勝、3勝をあげることができ、その成長を確認することができました。
来年度の高校総体の団体戦は最低でも3人の選手がいないと出場できないため、まずは部員の確保を目標としたいと思っています。
選手の皆さん、お疲れさまでした。
他の部活動の大会報告も、随時お伝えする予定です。
水泳部・ダイビング技能コンテスト全国大会出場!
8月21日から23日にかけて、茨城県海洋高校で行われた「第19回全国水産・海洋高校ダイビング技能コンテスト」に、宮水水泳部が出場しました。
各地区の代表を決める東北地区大会では、
器材セッティング1位
オクトパスブリージング2位 の好成績で、総合2位に輝きました。
ここから更に練習を積んで挑んだ全国大会では、強豪揃いの中で総合9位と健闘しました。
この様子は、石巻かほく2016年8月20日付「ダイビング全国Vへ一丸 宮城水産高5選手出場」として出場選手への取材記事が掲載されました。
選手の皆さん、お疲れ様でした!
ダイビング技能コンテストについて
2人1組で以下の5種目を行い、スクーバダイビングの技能を競います。
◆フリッパーリレー
ダイビングで使用する足ひれを装備・使用してのリレー。腕を使って泳いではダメです。
◆ダイビングレスキュー
レスキューの早さと正確さを競います。
◆器材セッティング
器材のセッティング手順や正確性を競います。
◆オクトパスブリージング
水中での器材トラブルを想定した競技で、一本のボンベを共用する等、正確かつ安全な技法の正確さを競います。
◆中性浮力コントロール
体に付けた浮力調整器具を使い、一定の深さの位置でどのくらい留まることができるかを競います。
※全国大会では筆記試験も加わります
千里青雲高校・高知海洋高校との交流会
8月9日に大阪府立千里星雲高校(大阪府豊中市)、25日に高知県立高知海洋高校(高知県土佐市)の代表の皆さんがそれぞれ来校され、本校生徒会との交流会が行われました。
千里星雲高校とは、石巻市役所1階にお店を構える『いしのまきカフェ「 」(かぎかっこ)』で、運営スタッフの方からカフェのコンセプトや企画の紹介などの説明を受けました。
「 」では、高校生が主体となってカフェの営業から企画まで、幅広く活躍しています。
高知海洋高校とは本校防災主任の先生による防災講話を行いました。
『もし高知県に東日本大震災規模の津波が到達する場合』のシミュレーションや、東日本大震災による石巻周辺地域での被害状況や学校による避難所運営の話など、一歩踏み込んだ内容となりました。
千里星雲高校の皆様、高知海洋高校の皆様、遠いところよりご来校有難うございました。
宮水の夏、資格の夏。
宮水では7月下旬から
・フォークリフト講習
・玉かけ技能講習(玉かけ→クレーンなどにものをかけたり外したりする作業)
・小型移動式クレーン講習
・床上クレーン講習(荷物を吊したクレーンを、下からリモコン等で操作するタイプ)
の講習会が行われ、多くの生徒が資格取得に励みました。
小型移動式クレーン実技講習では、暑さの中でクレーンの操作に集中する生徒の姿が見られました。
この日は日陰でも30度近い暑さでした。
画像では分かりづらいですが、操作用のレバーがたくさんあります。
@おまけのプチ知識@
これらの講習を無事に修了すると(※筆記・実技試験があります)、
それぞれの「講習修了証明書」が取得できます。
仕事でクレーンなどの操作を行うときは、“所定の講習を受けました”という公的な証明書が必要になりますので、職業選択の幅も広がります。
もちろん、仕事や就職活動以外でも、家族の仕事の手伝いやボランティア活動などでこれらの重機を使用する事もあるため、資格取得を目指す人もいらっしゃいます。
国体予選会出場報告@宮水ヨット部
国体予選会に出場したヨット部から、大会の報告が届きました。
ヨット部 国体予選会
7月16日~18日 七ヶ浜町小浜港
男子420級(2人乗り)
1日目は大潮の流れに翻弄され、
4位、5位と下位の成績でした。
2日目は流れを読み切り、1レースのみでしたが
トップでゴールしました。
男子レーザーラジアル級(1人乗り)
やっと帆走できる程度の練習時間しかとれませんでした。
レースを体験することを目標にしましたが、午前は調子もよく、後ろに何艇かを
置くようなレースができました。午後はうまいスタートを切ることができず、最
下位でした。
悔しさをバネに頑張ってくれると思います。
9月初旬には新人戦があります。少しでも上位を目指して、練習に励ませたいと思います。
420級に出場した3年生は、今回が部活動最後のレースだったそうです。
3年間お疲れさまでした!
そして、1年生部員の新人戦の活躍を楽しみにしています!
宮水の校外実習風景~たらこから函館まで~
宮水では、「職業人として必要な知識・技能および人間性を養う」を重点目標に、校外実習の積極的な取り組みを行っています。
夏休みを前に、各学年・各類型では様々な校外実習が行われました。
1学年は、宮城丸に乗船しての石巻湾ショートクルーズを体験。
宮城丸乗組員の方から船の設備を紹介して頂き、どの生徒も興味深く聞き入っていました。
同じく宮城丸で乗船調理実習中の、調理類型3年生の姿もありました。
午後からは、市内の「湊水産株式会社」を訪問し、工場の見学やたらこのつけ込み(味をつけること)を体験したり、新鮮なたらこでおにぎりを作りました。
工場内の様子と、たらこ先生こと湊水産社長からお話を頂きました。(上段)
たらこつけ込み体験では生徒も先生も真剣な顔で挑戦していました。(下段)
2学年は各類型ごとに体験実習や会社訪問を行い、専門知識を深めていきました。
生物環境類型の生徒は網地島で2日間にわたり定置網の実習を行い(画像左)、 フードビジネス類型の生徒は女川町でギンザケ養殖加工を行っている(株)マルキンを訪問し、常務の鈴木氏からギンザケの加工手順の説明を受け、養殖場と加工場を見学し、原材料から商品加工までの流れやギンザケの商品化について学びました(画像右)。
航海技術類型と機関工学類系の生徒は、それぞれ宮城丸で函館まで4泊5日の短期航海に臨み、翌年のハワイ沖での実習(約2ヶ月間)に向けて、経験を積んでいきました。
この実習の様子は、
・石巻日日新聞 7月26日付「現場で感じる仕事の魅力」
・石巻かほく 7月24日付「ギンザケ生産間近に 宮城水産高 養殖と加工作業見学」
で、それぞれ掲載されました。
@おまけの知識@
ギンザケは別名「コーホーサーモン」とも呼ばれます。
コーホーとは「アメリカ五大湖のサケ」(五大湖は世界有数のギンザケの聖地)という意味で、
「このコーホー美味ぇごだやー(英:This coho is very delicious!!)」といった感じで使われます。
残念ながら、黒いマスクを被ったあの人の「コーホー」が由来ではないようです。
兵庫県立高校4校との交流会
7月22日(金)
昨年に続き、災害ボランティア活動の一環として、兵庫県より県立西脇北高校・県立有田高校・県立小野工業高校・県立青雲高校の4校の生徒・教員の皆さんが来校され、交流会が行われました。
交流会では、熊本地震においての避難所清掃や募金活動といった西脇北高校の災害ボランティア活動の報告と、宮水は生徒会から学校紹介と震災前から現在の様子の説明、JRC部からは部の紹介と主な活動を発表し、ボランティア活動における知識や経験を共有しました。
頂いた花の苗と一緒に、全員で記念撮影も行いました。
遠いところより、ご来校ありがとうございます!
平成28年度オープン・オーシャンキャンパス
7月18日(月・海の日)
中学生や保護者を対象としたオープンキャンパスが行われました。
開会式では、生徒会が学校の行事や部活動などの紹介を行い、その後、班ごとに各類型の施設や授業を体験・見学して頂きました。
普段は見られない授業の内容を生で見て頂き、これをきっかけに宮水の授業や実習、取り組みに興味を持って貰えたらと思います。
一方、11時からは一般の方を対象としたオーシャンキャンパスも行われ、実習製品の販売や一本釣り体験など、大勢の方にお越し頂きました。
厳しい暑さの中、ご来場ありがとうございます。
料理ボランティア特別授業~体験!一流フランス料理
7月12日(火)、13日(水)
「料理ボランティアの会」の岸義昭氏(ホテルインターコンチネンタル東京ベイ総料理長)らをお招きし、特別授業が行われました。
12日は、1学年の生徒を対象に「料理人という仕事」と題しての講演会が行われ、岸総料理長の見習い時代の体験や、職場紹介、仕事に対する姿勢についてのお話を頂き、熱心に聞き入っていました。
13日は、調理類型2・3年生の生徒が市内の結婚式場「アンジュガーデン」で、岸総料理長が「スズキのポテト包み揚げ地中海風」を作る様子を見学し、式場スタッフの方から給仕について教わり、食とサービスについての知識と経験を深めました。
ホテル内の結婚式場の総料理長でもある、岸氏からの直接指導です。
スーツが素敵な式場スタッフさんから配膳のポイントを学び、ウェイター・ウェイトレスとして、生徒自身で料理を運びました。
会場には新聞社やテレビ局の取材も入り、インタビューを受ける生徒もいました。
メニュー
・石巻産帆立貝・アボガド・モッツァレッラ カプレーゼ風
(トマトとモッツァレッラチーズを使ったサラダ)
・冷製南瓜のクリームスープ
・スズキのポテト包み揚げ 地中海風
・クープジャック
(刻んだフルーツの上にアイスクリームを乗せたデザート)
・パン
・コーヒー
一般社会法人「料理ボランティアの会」の皆様、石巻グランドホテル、アンジュガーデン関係者様、貴重な機会を有り難うございました。
この様子は 石巻かほく2016年7月14日付「生かそう地場の食材 未使用魚の活用 シェフに教わる」、石巻日日新聞2016年8月1日付「一流料理人の技と味に感動 有名ホテル総料理長ら指導」に、それぞれ掲載されました。
平成28年度球技大会~金華山まで飛んでいけ!
7月8日(金)
「スポーツの力で宮水を盛り上げよう」をテーマに、平成28年度球技大会が行われました。
開会式の後、ソフトボール・フットサル・卓球の3種目に分かれての全校トーナメントが始まりました。(※フットサルのみ学年対抗)
体育館では、全面を使ってのフットサルの試合、2階のギャラリーで卓球の試合が行われ、 学年やクラスに関係なく楽しそうに応援していました。
グラウンドで行われていたソフトボールの決勝戦では、フードビジネス類型3年対生物環境類型3年の熱戦が繰り広げられ、先生や応援を巻き込んでの盛り上がりを見せました。
応援席からは「金華山まで飛んで行け-!!」といったコールも…。
(※金華山はボールが飛んでいく方向とは逆の場所にあります)
試合は 生物環境類型 6点 フードビジネス類型 1点 で終了…と思われましたが、フード類型チームの必死のお願いで延長戦へ突入し、延長戦1回の末に生物環境 8点(2点追加) フード 4点(3点追加) で試合終了となりました。
球技大会成績
ソフトボール
1位 生物環境類型3年
2位 フードビジネス類型3年
3位 海洋総合科1年1組
生物環境類型2年
卓球
1位 航海技術類型2年
2位 海洋総合科1年2組
3位 海洋総合科1年3組
フードビジネス類型2年
フットサル(学年対抗)
1学年1位 1年3組
2学年1位 機関工学類型
3学年1位 航海技術類型
総合順位
1位 生物環境類型3年
2位 海洋総合科1年3組
フードビジネス類型3年
A2 スノーケリング体験!
7月5日(火)
生物環境類型2年生の生徒が、利府町のグランディ21のプールでスノーケリングの実習を行いました。
水泳とは違い、慣れないウェットスーツや装備と格闘しながらの挑戦です。
早くもコツを掴んで楽しんでいる生徒の姿もありました。
生物環境類型では、Cカード(スクーバダイビングの認定証)取得や潜水士の資格取得を目標としています。
また、2年生の12月の学習旅行では沖縄の海でのスノーケリングを予定しています。
上の画像は、昨年度の学習旅行でのスノーケリング中の写真です。
文字通りの青い海……楽しみですね
3年生進路講話
7月6日(水)
今月1日から求人票の公開が始まり、3年生の本格的な就職活動を前にキャリアプランニング株式会社 代表取締役 桑名暢氏をお招きしての進路講話が行われました。
主に書類の書き方、会社訪問、合同企業説明会などについてのポイントや専門学校や大学職員として「学校へ訪問する側」の体験談を交えての具体的なアドバイスや注意点など“すぐに役立つ”お話を多数頂きました。
話に聞き入る生徒や、教わった事を早速実行する生徒など、進路に対して真剣な様子が見受けられました。
最後に自己分析のチェックを行い、自己紹介と自己PRの違い、これを用いての自己PRの作り方のコツを教わりました。
就職解禁日まであと2ヶ月、皆さんの夢が叶いますように
東北大会報告@宮水空手道部
6月27日(月)
東北大会に出場した空手道部から、大会の報告が届きました。
6月24日(金)~26日(日)、岩手県営武道館で第38回東北高等学校空手道選手権大会が行われました。
個人組手競技でベスト8、団体組手競技では14年振り3度目の優勝を飾ることができました。
東北大会優勝おめでとうございます!
東北大会報告@宮水ヨット部
高校総体東北大会に出場したヨット部から、大会の報告が届きました。
6月17日(金)~19日(日)、七ヶ浜の小浜港沖で東北大会が行われ、男子420級のクラスに出場しました。
1日目は風があまりなく、男子はスタートしたものの途中で風が変わりノーレースになったため女子のみのレースとなりました。
2日目は朝から強風(風速10~20m)でしたが、男子420級からレースが行われました。
午前中に2レースを行いましたが強風のため沈艇が続出し、本校も沈してしまいましたが頑張って船を起こし、レースを続けました。
午後も男子からレースが始まり、他校では海上に出ずレースを棄権するところもありましたが本校の生徒たちは果敢に参加しました。
結果、男子は2日目に行われた3レースのみの大会となりました。上位5位までがインターハイ出場でしたが、本校は8位でした。
次の国体予選では上位を目指して練習します。
強風の中でのレースで、事故や怪我が無く安心しました。
次の国体予選に向けて頑張ってください!
総合防災訓練
6月27日(月)
大地震と津波警報が発令したという想定で、避難訓練が行われました。
校庭へ一時避難後、津波からの避難のため総合実習棟の屋上へと移動しました。
校庭で確認をとった後…
学年ごとに分かれて、実習棟(3階建)の屋上へと避難します。
訓練後、防災主任の先生より、「非常事態では自分の命は自分で守ると同時に、周りの命を守る行動を」、「避難経路や避難場所を家族と確認するように」と、震災を経験した上での“命を守ること”についてお話があり、改めて、災害への備えと避難行動、命の大切さを勉強しました。
平成28年度 宮城丸第一次航海実習~皆元気に戻りました!
6月24日(金)
4月28日に石巻漁港を出港し、ハワイ沖での操業実習に臨んでいた航海技術類型3年生が本日、石巻工業港へと帰港しました。
港には大勢の人が集まり、宮城丸の姿が見えると嬉しそうな表情で迎えていました。
<まぐろ!
久しぶりに家族に会えて喜んでいる生徒や、お土産を抱えた生徒など、今回の実習が実りあるものになったと思います。
約2ヶ月間、お疲れ様でした!
平成28年度県総体報告会&東北大会壮行式
6月15日(水)
5月末から県内各地で行われていた、高校総体県大会に出場した選手の報告会と東北大会への出場が決まった選手の壮行式が行われました。
県総体出場を果たした各部活動の報告・賞状伝達に続き、東北大会に出場する空手道部・ヨット部の決意表明、出場選手へ向けて生徒会から激励のエールを送りました。
インターハイ目指して頑張ってください!
-----平成28年度高校総体 宮水の記録-----
県総体出場(個人・団体含む)
空手道部・柔道部・剣道部・ラグビー部・バレーボール部・ソフトテニス部・陸上部・相撲部・ヨット部
祝!東北大会出場
空手道部・ヨット部
6月水産の日 販売実習
6月15日(水)
6月の「みやぎ水産の日」も、栽培実習場で販売実習を行いました。
今月のお勧め食材の『ホヤ(蒸しホヤ)』の販売の他、ホヤ味噌おにぎりの試食、ホヤの紹介パネルでホヤの魅力をアピールしました。
宮城県で収穫されるマボヤは5月から8月が旬で、グリコーゲンが多くミネラルやビタミンE、ビタミンB12が豊富に含まれています。(画像右のパネルより)
→→→
この日販売された蒸しホヤは、生徒がひとつひとつ殻をむき、下処理をして作り上げた宮水ブランドの逸品です。
県内のテレビ局の取材も受け、6月30日(木)10時25分からの東北放送の番組「海と日本PROJECT in みやぎ」で放送されました。
松川高校との交流会
6月10日(金)
震災後から交流を続けている長野県松川高校の生徒・先生方が来校されました。
今回で5回目となる訪問では、お互いの地域についての話や学校生活・部活動(ボランティア活動)の紹介を行い、互いの活動について熱心に聞き入った様子でした。
松川高校と松川町の皆様より、ペチュニアの花や千羽鶴、寄せ書きや町の特産品など、たくさんの贈り物も頂きました。
質疑応答の場面では、ある生徒の、昨年の来校の際に頂いたりんごに関する微笑ましいエピソードで場が和み、交流会の最後は震災復興支援応援ソング「花は咲く」を笑顔で合唱しました。
この後、松川高校の皆様に栽培実習場を見学して頂き、先生方にも興味深く見て頂けました。
ご来校有り難うございました!
広がれホヤ料理!~FB類型ホヤまつりに参加しました
5月29日(日)
石巻市中央2丁目にある屋台村『橋通りCOMMON』で「ホヤまつり」が開催されました。
旬のホヤを味わってもらおうという企画で、ホヤの販路拡大に取り組んでいる本校フードビジネス類型の生徒もホヤの紹介パネルなどを用意し、まつりに参加しました。
会場では、ホヤを使ったラザニアやハヤシライスなどのイベント限定メニューと一緒に、類型生徒が準備した“ホヤ味噌おにぎり”、“ホヤクリームコロッケ&パスタ”を来場者に試食して頂いてアンケートを採るなど、商品化に向けて更に踏み込んだ取り組みも行われました。
この記事を書いている者ですが、客としてお邪魔したこの日、遂に念願のホヤおにぎりを頂くことができました。
貝(ホヤ)の食感と、後味にホヤの風味が効いていて、とても美味しかったです。
この様子は石巻日日新聞 5月31日付、石巻かほく 6月1日付に掲載されました
石巻北高校と合同田植え実習
5月24日(火)
今回で6度目となる、石巻北高校との合同田植え実習が行われました。
本校からはフードビジネス類型3年生、石巻北高校からは食農系列3年生が参加しました。
実習前から和気あいあい?の生徒も…。
今回植えたコシヒカリの苗は秋に稲刈りを行い、収穫したお米は米粉として実習などに利用する予定です。
農業と水産業、業種は違いますが“食”という大きな共通点を学んでいる市内の高校生同士、この交流がお互いにとって新しい発見や実りのあるものになれたら、と思います。
この実習の様子は5月28日付 石巻かほく、6月3日付 朝日新聞朝刊に掲載されました。
サン・ファン祭りに参加しました!
5月22日(日)
石巻市渡波のサン・ファン館で行われた「第23回サン・ファン祭り」 2日目に販売実習で本校フードビジネス類型生徒と増殖研究部、会場の清掃ボランティアとしてJRC部、PR活動で空手道部とバスケットボール部が参加しました。
大変良い天気で、朝10時の開場とともに大勢の人が訪れました。
販売実習では、フードビジネス類型が
・おなじみの宮水さんまの缶詰
・干流☆スター(魚の干物)
・なんくろ塩飴(県水産加工品評会特別賞受賞)
増殖研究部が
・茎わかめ
・塩蔵わかめ(石巻市創業ビジネスグランプリ奨励賞受賞)
・汐ウニ(塩のみで味付けしたウニ)
を販売しました。
たくさんのお客様にお越しいただき、呼び込みや商品説明にも力が入ります。
JRC部では会場の清掃やゴミ箱設置保守のボランティアを、ラグビー部とバスケットボール部は高体連サポート委員会の宮水代表として、来年に行われる『高体連南東北総体2017』のPR活動を行いました。
当日は宮水ブースへのご来訪・お買い上げ、ありがとうございました。
地区総体報告会・県総体壮行式
5月18日(水)
4月下旬から5月上旬にかけて行われた石巻地区総体の報告と、県総体に出場する選手・部活動への壮行式が行われました。
地区総体での賞状伝達に始まり、県総体への出場を果たした選手や部活動の生徒の決意表明と生徒会による激励エール、全校生徒の校訓唱和・校歌斉唱で県総体への士気を高めました。
怪我に気をつけて、試合に臨んでください!
5月水産の日 販売実習
5月18日(水)
宮城県では、県内で獲れる水産物や水産加工品のPRのため、毎月第3水曜日を「みやぎ水産の日」と定めて県内各地で活動しています。
本校も、この日に合わせて販売実習などを行っています。
今月の“みやぎ水産の日”は、栽培実習場で生物環境類型の生徒がサンマの缶詰やシタビラメの干物、ワカメ、殻ウニを販売しました。
これらの商品準備や呼び込み、接客、会計などはすべて生徒が行っています。
この日の天気は7月並の気温で、とても暑い中たくさんのお客様が訪れてくださいました。
販売と一緒に、今月の県のお勧め食材でもある「銀ザケ」の説明も行いました。
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毎月第3水曜日…水産の日 については国でも取り組みが行われる模様です。
(日刊水産経済新聞5月19日掲載記事、提案議員のブログより)
この取り組みが全国に広がるといいですね。
“食”で国際交流~台湾の水産高校生を迎えて
5月12日(木)
宮城県経済商工観光部観光課の引き合わせにより、調理類型の生徒と台湾の水産高校の生徒との交流会が行われました。
日本の食を代表する 飾り切り、手まり寿司、たまご焼き、天ぷら の実演と体験を本校の生徒と一緒に行いました。
日本の調理文化のひとつ、飾り切りのデモンストレーションや…
日本の味、たまご焼きを一緒に作ります。
完成した料理は皆で試食し、調理類型の先生達が握ったお寿司も振るまわれて笑顔での交流会となりました。
まさに『職人の腕の魅せどころ』です。
様子が気になる生徒も…。
これからもお互いに、“食”を通じての国際交流の機会が増えるといいですね。
高体連地区総体&報告会
5月8日(日)、9日(月)
4月末から行われていた高体連石巻地区総体がこの2日間で試合のピークを迎え、各地で熱戦が繰り広げられました。
11日には学校で報告会が行われ、試合の結果などを報告しました。
空手道部は男子個人型、個人組手、団体組手1位~3位独占の快挙を達成しました!
県総体出場の部活動・選手の皆さん、おめでとうございます!
出場選手の皆さん、応援の皆さんもお疲れ様でした。
宮水の遠足~石巻の名所を巡る徒歩の旅
5月2日(月)
心身の鍛練・学年の交流を深める学年行事の遠足がありました。
あいにくの曇り模様でしたが学校から各学年、徒歩で目的地へ向かいました。
1年生は日和山公園と中瀬公園へ。
この日は毎年恒例の萬画館の鯉のぼり設置期間中で、大きな鯉のぼりがなびいていました。
2年生は牧山の零羊崎神社へ。
眺めがよく、万石浦橋や宮水の校舎も見えます。(画像の中央付近に見える白い建物です)
3年生は京ヶ森まで。
名前は森ですが、なかなかハードな山登りです。
皆さんお疲れさまでした。
高体連石巻地区総体 壮行式
5月2日(月)
4月末から行われている高体連石巻地区総体の壮行式が、本日行われました。
各出場部からの挨拶や生徒からの応援など、大会に向けて皆で気合を入れました。
多くの試合は5月3日~5日の連休中、8日・9日に県内の各地で行われる予定です。
第8回 東北高等学校丸山相撲大会に出場しました!
4月30日(土)
宮城県登米市の「道の駅米山」で行われた丸山相撲大会に、本校の相撲部も参加しました。
当日は岩手県、山形県、福島県と宮城県の4県あわせて11校、計40名の選手が参加し、団体戦と個人戦が行われました。
参加した本校の生徒2名は、個人戦はともに初戦敗退でしたが、岩手県の高校からの助っ人を加えて出場した団体戦では、予選を13チーム中6位の成績で通過し、決勝トーナメントまで行くことができました。
残念ながら準々決勝で敗退しましたが、初出場となる大会でよい経験になったと思います。
各生徒の決まり手は、上手投げで1勝、寄り切りと押し出しで2勝でした。
6月の県総体に向けても、怪我に気をつけて頑張ってください!
平成28年度 宮城丸第一次航海実習 乗船式
4月28日(木)、29日(金)
28日、航海技術類型3年生33名、本校・気仙沼向洋高校の各校専攻科生を含む43名が、ハワイ・ホノルル沖への航海実習へと出発しました。
あいにくの天気となりましたが、石巻魚市場内で行われた乗船式では本校生徒をはじめ、保護者の皆様、学校、水産関係者の方々も多数お越し頂きました。
式では亀山校長がイギリスの自然学者チャールズ・ダーウィンの航海の話を引用し、「60日間の航海実習が、人生の貴重な体験となるように」と生徒へメッセージを送り、生徒会長からのエールと在校生の校訓・校歌で激励しました。
答辞では航海技術類型代表の生徒が、「より多くの事を学び、港へ戻ってきたいと思います」と、実習への心構えを宣言しました。
午後0時に大勢の人達に見送られ、石巻漁港を出港しました。この日は悪天候が予想されるため、石巻工業港で待機となりました。
翌日の29日は天気に恵まれ、午前10時に保護者の皆さんや先生達に見送られながら石巻工業港を出港し、約60日間の実習へと向かいました。
生徒に実習への心意気を聞いたところ、「厳しいだろうけれど、早く海に慣れて楽しく皆で帰って来られたらと思います」とのお話が聞けました。
健康に気をつけて、実りある実習生活になりますよう願っています。
「頑張ろう!東北!調理ボランティア」~ビストロ宮水へようこそ!~
4月24日(日)
「頑張ろう!東北!調理ボランティア」が開催されました。
1964年東京オリンピックの選手村での食事を担当後、世界各地でシェフとして活躍・数々の賞を受賞し、引退後はボランティアとして各所で料理の指導などを行っている「シェフ・サトー」こと佐藤了さんご協力のもと、調理類型の生徒が本格的なコース料理にチャレンジしました。
前日の23日には、アメリカのアカデミーシェフ、ドナルド・マクミランさんからアメリカ風サンドウィッチ(鱈を使ったフィッシュバーガー)を、元帝国ホテル菓子部長、現・二葉製菓学校校長の加藤信シェフからはショートケーキ製造の実演をしていただき、ケーキ作りのコツを教わりました。
その後、シェフの皆さんと一緒にパスタをご馳走になり、翌日の仕込みに入りました。
24日当日も朝から仕込みを行いつつ、生徒たちは服装を整えて、開店準備を行います。
看板も本格的です。
お客様(画像は石巻市長)もお待ちです。
開店後も、前菜・メインコース・デザート・飲み物を運んだり、ウェイター・ウェイトレスとして、シェフの助手として大活躍しました。
閉店後は自分たちでも試食をし、疲れを癒やしました。
2日間お疲れさまでした!
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ご来店頂きました皆様、ご指導頂きました佐藤シェフ、マクミランシェフ、ファレルシェフ、加藤シェフ、南カリフォルニア宮城県人会および関係者の皆様
この度は貴重な機会を有り難うございました。
Mr. McMillan chef and Mr. Farrel cher ,
Thank you for cooking guidance!
Please come again to “Miyagi-Suisan” high school!!
わかめ加工実習@フードビジネス類型
4月19日、21日にそれぞれフードビジネス類型3年、2年生が小渕浜で養殖わかめの加工実習を行いました。
3月に生物環境類型が実習を行った際、「これは見ておいた方がいい」との紹介を受け、食品加工だけではなく流通やマーケティング、6次産業について学ぶフードビジネス類型も一日体験を実施しました。
浜到着後に数人ずつ漁家や水産会社に分かれて、ワカメの水揚げ、ボイル、めかぶ取り、塩蔵、選別等の作業を体験しました。
丸一日の作業でしたが、生徒たちは地域の方ともコミュニケーションを取りながら楽しく実習を行いました。
小渕浜の皆様、大変お世話になりました!
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2年生の実習の様子は、地元紙(石巻かほく4月27日付)にも掲載されました。
情報とのつきあいかた~スマホ・ケータイ安全教室~
4月15日(木)
講師の先生をお招きして、スマホ・ケータイ安全教室が行われました。
インターネット上で主に問題となる事例の説明・・・
・SNS(ソーシャルネットサービス)等でのトラブルや防ぐための基本的なマナーなど
・誹謗中傷、軽率な行動や発言へのリスク
・個人情報や写真や画像の肖像権・著作権といった法律に関わる問題
・なりすましやワンクリック詐欺といった犯罪への注意
・使いすぎによる健康に関わる問題事項
・・・などを、例を交えて改めて確認しました。
携帯電話やスマートフォンに振り回されず、正しく使いこなして生活しましょう。
ホヤ味噌おにぎり隊、石巻市長におにぎりをお届け!
4月14日(木)
「第1回石巻市創業ビジネスグランプリ学生の部優秀賞受賞」、東京で行われた「Fish-1グランプリ」や愛媛県宇和島市で行われた「地にぎり合戦」と、全国に活躍の場を広げている“宮水ホヤ味噌おにぎり隊” ことフードビジネス類型の生徒が、石巻市長へホヤ味噌おにぎりを届けました。
前述の授賞式での、市長の「ホヤ味噌おにぎり、食べたかったなぁ」のコメントから2ヶ月、ついに市長にホヤ味噌おにぎりを食べて頂ける機会となりました。
この日は朝からテレビ局の密着取材があり、カメラやキャスターさんの前で緊張しつつも調理し、完成させました。
おにぎり、完成です。
そして、市役所市長室で先日の水産学会春期大会で受賞したおにぎりに関する研究発表を行った後、実際に試食していただきました。
市長、実食。
市長からは「おいしい!」と嬉しいコメントと、「ビジネスとして展開するためにも、商標登録を考えてはどうか」とアドバイスをいただきました。
その後、取材陣に囲まれる生徒たち。注目度も抜群です。
市長や、朝から密着取材をしてくださったキャスターさんとも記念撮影ができ、とてもいい思い出になりました。
取材やご協力など、有り難うございました。
生徒の皆さんも、大仕事お疲れさまです。
*この様子は2016年4月14日にNHK仙台とミヤギテレビで放送されました。
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フードビジネス類型では、商標など知的財産に関する学習にも力を入れています。
実践によるしっかりとした学びが展開できれば、将来の産業人として大きな経験を生徒たちに提供することができます。
今後も、市や企業、関係機関等と連携しながら学習を進めたいと考えております。
対面式・部活動紹介
4月12日(火)
入学式からまだ間もない12日、対面式と部活動紹介が行われました。
部活動紹介では、実演を交えての紹介などで1年生にアピールしていました。
柔道部の投げ技や、空手道部の演舞は迫力があります。
ラグビー部も実演紹介です。
パンフレットにも、部の活動や情熱が詰まっています。
自分に合った部活動に出会えると良いですね。
平成28年度入学式
4月8日(金)
平成28年度 宮城県水産高等学校入学式が行われました。
海洋総合科142名、専攻科6名、合計148名の生徒が宮水の仲間入りを果たしました。
入学式では、校長式辞、在校生歓迎の言葉ののち、新入生の宣誓が行われました。
式辞の中で、校長から各類型の説明や校訓の意味、記念すべき開校120周年に入学となること、そして「自信と誇りを持って、充実した学校生活を送り、将来の夢の実現に勤めてください」と新入生へ応援の言葉が向けられました。
在校生からは「安心して学校生活を送ってください」の言葉とともに、校訓と校歌の紹介が行われました。
この度は、ご入学おめでとうございます!
図鑑を寄贈して頂きました!
4月1日(金)
国立研究開発法人 水産総合研究センター開発調査センター発行の「インド洋南西部公海海山域の魚類」という図鑑を、国立研究開発法人水産研究・教育機構 西海区水産研究所の岡本誠 博士(水産学)から本校に寄贈していただきました!
なんと、受け取られた先生への応援も入った生サインです。
岡本博士は宮城水産高校を応援してくださっている水産研究者の一人です。
研究者向けのため発行部数も少なく貴重な図鑑ですが、少しでもサカナに興味を持っていただければ、ということで今回寄贈していただきました。
どうも有り難うございました!
ホヤと万石浦~平成28年度 日本水産学会春季大会~
3月28日(月)
東京海洋大学で開催された、平成28年度日本水産学会春季大会『高校生による研究発表』において、フードビジネス類型2年(発表時)の「宮城産ホヤの販路拡大に関する一考察~愛媛県宇和島市における試験販売活動を通じて~」が銀賞を、増殖研究部の「万石浦(宮城県)に海岸動物を呼び戻す一提案」が銅賞をそれぞれ受賞しました。
今回は全国の高校から59題の研究発表がありました。(うち、水産・海洋系高校からは12校21題)
ポスターセッションでは、生徒たちが大学教員や研究者から鋭い質問を受けていましたが、自分の言葉でしっかりと受け答えをしていました。他高校の高度な研究発表があるなかで、地域に根ざし、水産業の抱える課題を明確に捉えて科学的思考をもって解決・考察した成果を評価して頂けたと思います。
受賞おめでとうございます!
今年も大漁桜が咲きました!
3月23日(水)
校舎と体育館を繋ぐ通路から見ることができるこの大漁桜は、ちょうど10年前の平成18年3月23日、宮水創立110周年を記念して部活毎に分かれて何本かずつ移植したものです。
ほとんどは津波の際の海水の影響で枯れてしまいましたが、プール横にある秀麗館前のこの一本は、今年も春の訪れを知らせてくれました。
記念植樹で桜を植えようとなった時、早咲きで本校にふさわしい名前のこの種が満場一致で決まったと、当時の先生が記憶しています。
銘文は当時の司書の先生が書かれたもので、全校生徒で47本を植栽したと記録されています。
咲き始めた日から約10日が過ぎた4月1日には、沢山の花を見せてくれていました。