2016年度宮水blog

宮水の校外実習風景~たらこから函館まで~

 宮水では、「職業人として必要な知識・技能および人間性を養う」を重点目標に、校外実習の積極的な取り組みを行っています。
 夏休みを前に、各学年・各類型では様々な校外実習が行われました。

宮水の校外実習風景~たらこから函館まで~宮水の校外実習風景~たらこから函館まで~宮水の校外実習風景~たらこから函館まで~

 1学年は、宮城丸に乗船しての石巻湾ショートクルーズを体験。
 宮城丸乗組員の方から船の設備を紹介して頂き、どの生徒も興味深く聞き入っていました。

宮水の校外実習風景~たらこから函館まで~

 同じく宮城丸で乗船調理実習中の、調理類型3年生の姿もありました。

 午後からは、市内の「湊水産株式会社」を訪問し、工場の見学やたらこのつけ込み(味をつけること)を体験したり、新鮮なたらこでおにぎりを作りました。

宮水の校外実習風景~たらこから函館まで~宮水の校外実習風景~たらこから函館まで~
宮水の校外実習風景~たらこから函館まで~宮水の校外実習風景~たらこから函館まで~
 工場内の様子と、たらこ先生こと湊水産社長からお話を頂きました。(上段)
 たらこつけ込み体験では生徒も先生も真剣な顔で挑戦していました。(下段)


 2学年は各類型ごとに体験実習や会社訪問を行い、専門知識を深めていきました。

 工場内の様子と、たらこ先生こと湊水産社長からお話を頂きました。(上段) 工場内の様子と、たらこ先生こと湊水産社長からお話を頂きました。(上段)

 生物環境類型の生徒は網地島で2日間にわたり定置網の実習を行い(画像左)、 フードビジネス類型の生徒は女川町でギンザケ養殖加工を行っている(株)マルキンを訪問し、常務の鈴木氏からギンザケの加工手順の説明を受け、養殖場と加工場を見学し、原材料から商品加工までの流れやギンザケの商品化について学びました(画像右)。

 工場内の様子と、たらこ先生こと湊水産社長からお話を頂きました。(上段) 工場内の様子と、たらこ先生こと湊水産社長からお話を頂きました。(上段)

 航海技術類型と機関工学類系の生徒は、それぞれ宮城丸で函館まで4泊5日の短期航海に臨み、翌年のハワイ沖での実習(約2ヶ月間)に向けて、経験を積んでいきました。

 この実習の様子は、
・石巻日日新聞 7月26日付「現場で感じる仕事の魅力」
・石巻かほく 7月24日付「ギンザケ生産間近に 宮城水産高 養殖と加工作業見学」
 で、それぞれ掲載されました。

 

@おまけの知識@
ギンザケは別名「コーホーサーモン」とも呼ばれます。
コーホーとは「アメリカ五大湖のサケ」(五大湖は世界有数のギンザケの聖地)という意味で、
「このコーホー美味ぇごだやー(英:This coho is very delicious!!)」といった感じで使われます。
残念ながら、黒いマスクを被ったあの人の「コーホー」が由来ではないようです。