1学年見学実習~様々な角度から海を見よう!~
1学年では、9月7日、9日、14日、16日と、4日に分けて見学実習を行いました。
水族館・造船所・養殖施設と、それぞれに特徴のある場所をクラスごとに見学・訪問しました。
昨年7月に開業した仙台うみの杜水族館には、三陸の海を再現した大水槽があり、ホヤなどが展示してある水槽を下から覗くことができる『マボヤの森』が出迎えてくれます。
また、大人気の屋外ショーでは八景島から来たイルカと松島水族館に居たアシカの共演も行われています。
石巻市内の(株)ヤマニシでは、会社の沿革や造船についてのお話や、工場の様子を見学させて頂きました。
宮水でもお世話になる宮城丸を含め、全国の水産学校の実習船なども手掛けています。
船舶以外にも煙突やゲートなどの製造も行っており、世界的に有名な仙台メディアテークの床鉄骨もヤマニシで作られています。
七ヶ浜町の宮城県水産振興協会では、アワビやヒラメなどの種苗の生産・放流や、資源管理型漁業の普及活動等を行っています。
元々は石巻市に事務所がありましたが、東日本大震災で被害を受け仙台市近郊に事務所を移し、昨年10月にようやく種苗生産業務が再開できたそうです。
1年生は12月になると、航海や調理など5つの類型の中から専門的に学ぶ分野を1つ選択することになりますが、この見学が類型選択の参考になったらと思います。