サイエンスキャッスル2016 東北大会に参加・受賞しました
フードビジネス類型から、12月18日(日)に東北大学・カタールサイエンスキャンパスホームで行われた「中高生のための学会・サイエンスキャッスル2016」東北大会参加と受賞のお知らせが届きました。
宮城水産高校フードビジネス類型ホヤホヤ研究班 またまたやりました!
マボヤの低温保存中の生菌数と細菌叢の遷移についての口頭発表が『審査員特別賞の『「5」の付く日。JCBで復興支援賞』をいただきました!
自分達の学習成果を地域に還元することが社会貢献に繋がる、という思いで研究を続けてきた点を一番評価していただいたのだと思います。
水産は実学。
学習成果は地域に還元。
そういった生徒たちを育てることが水産高校の使命です。彼らが地域の産業をガッチリと支えるためにも、そうしていかなければならないと改めて感じる日となりました。
この研究は石巻専修大学理工学部角田出教授、高瀬特別研究員、同研究室の皆さんのご指導ご助言、海洋教育パイオニアスクールプログラムの助成を受けて実施しました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
発表ではホヤの鮮度低下に注目し、被袋(殻)外部を洗い付着生物を取り除いたホヤと未処理のホヤ(洗っていないホヤ)を低温保存し、重量・臭気・刺激に対する反応を観察するとともに、むき身中の細菌について解析した結果を発表し、科学的な視点から販路拡大の提言を行いました。
また、この受賞と11月に行われた全国産業フェア石川での受賞と合わせて、「ホヤの消費拡大への取組」として、研究活動などが新聞等のメディアに多数取り上げられました。
改めて、受賞おめでとうございます!