2016年度宮水blog

2016年4月の記事一覧

平成28年度 宮城丸第一次航海実習 乗船式

4月28日(木)、29日(金)
 28日、航海技術類型3年生33名、本校・気仙沼向洋高校の各校専攻科生を含む43名が、ハワイ・ホノルル沖への航海実習へと出発しました。
 あいにくの天気となりましたが、石巻魚市場内で行われた乗船式では本校生徒をはじめ、保護者の皆様、学校、水産関係者の方々も多数お越し頂きました。

平成28年度 宮城丸第一次航海実習 乗船式平成28年度 宮城丸第一次航海実習 乗船式

 式では亀山校長がイギリスの自然学者チャールズ・ダーウィンの航海の話を引用し、「60日間の航海実習が、人生の貴重な体験となるように」と生徒へメッセージを送り、生徒会長からのエールと在校生の校訓・校歌で激励しました。

平成28年度 宮城丸第一次航海実習 乗船式

 答辞では航海技術類型代表の生徒が、「より多くの事を学び、港へ戻ってきたいと思います」と、実習への心構えを宣言しました。

平成28年度 宮城丸第一次航海実習 乗船式平成28年度 宮城丸第一次航海実習 乗船式

 午後0時に大勢の人達に見送られ、石巻漁港を出港しました。この日は悪天候が予想されるため、石巻工業港で待機となりました。

平成28年度 宮城丸第一次航海実習 乗船式平成28年度 宮城丸第一次航海実習 乗船式

 翌日の29日は天気に恵まれ、午前10時に保護者の皆さんや先生達に見送られながら石巻工業港を出港し、約60日間の実習へと向かいました。

 生徒に実習への心意気を聞いたところ、「厳しいだろうけれど、早く海に慣れて楽しく皆で帰って来られたらと思います」とのお話が聞けました。
健康に気をつけて、実りある実習生活になりますよう願っています。

「頑張ろう!東北!調理ボランティア」~ビストロ宮水へようこそ!~

「頑張ろう!東北!調理ボランティア」

4月24日(日)
 「頑張ろう!東北!調理ボランティア」が開催されました。
 1964年東京オリンピックの選手村での食事を担当後、世界各地でシェフとして活躍・数々の賞を受賞し、引退後はボランティアとして各所で料理の指導などを行っている「シェフ・サトー」こと佐藤了さんご協力のもと、調理類型の生徒が本格的なコース料理にチャレンジしました。

「頑張ろう!東北!調理ボランティア」「頑張ろう!東北!調理ボランティア」

 前日の23日には、アメリカのアカデミーシェフ、ドナルド・マクミランさんからアメリカ風サンドウィッチ(鱈を使ったフィッシュバーガー)を、元帝国ホテル菓子部長、現・二葉製菓学校校長の加藤信シェフからはショートケーキ製造の実演をしていただき、ケーキ作りのコツを教わりました。

「頑張ろう!東北!調理ボランティア」
 その後、シェフの皆さんと一緒にパスタをご馳走になり、翌日の仕込みに入りました。

「頑張ろう!東北!調理ボランティア」
 24日当日も朝から仕込みを行いつつ、生徒たちは服装を整えて、開店準備を行います。

「頑張ろう!東北!調理ボランティア」
 看板も本格的です。

「頑張ろう!東北!調理ボランティア」
 お客様(画像は石巻市長)もお待ちです。

「頑張ろう!東北!調理ボランティア」「頑張ろう!東北!調理ボランティア」

 開店後も、前菜・メインコース・デザート・飲み物を運んだり、ウェイター・ウェイトレスとして、シェフの助手として大活躍しました。
 閉店後は自分たちでも試食をし、疲れを癒やしました。

2日間お疲れさまでした!
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ご来店頂きました皆様、ご指導頂きました佐藤シェフ、マクミランシェフ、ファレルシェフ、加藤シェフ、南カリフォルニア宮城県人会および関係者の皆様
この度は貴重な機会を有り難うございました。

Mr. McMillan chef and Mr. Farrel cher ,
Thank you for cooking guidance!
Please come again to “Miyagi-Suisan” high school!!

わかめ加工実習@フードビジネス類型

 4月19日、21日にそれぞれフードビジネス類型3年、2年生が小渕浜で養殖わかめの加工実習を行いました。
3月に生物環境類型が実習を行った際、「これは見ておいた方がいい」との紹介を受け、食品加工だけではなく流通やマーケティング、6次産業について学ぶフードビジネス類型も一日体験を実施しました。

わかめ加工実習@フードビジネス類型わかめ加工実習@フードビジネス類型

 浜到着後に数人ずつ漁家や水産会社に分かれて、ワカメの水揚げ、ボイル、めかぶ取り、塩蔵、選別等の作業を体験しました。
丸一日の作業でしたが、生徒たちは地域の方ともコミュニケーションを取りながら楽しく実習を行いました。

わかめ加工実習@フードビジネス類型

小渕浜の皆様、大変お世話になりました!
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 2年生の実習の様子は、地元紙(石巻かほく4月27日付)にも掲載されました。

情報とのつきあいかた~スマホ・ケータイ安全教室~

4月15日(木)
 講師の先生をお招きして、スマホ・ケータイ安全教室が行われました。

情報とのつきあいかた~スマホ・ケータイ安全教室~

 インターネット上で主に問題となる事例の説明・・・

 

・SNS(ソーシャルネットサービス)等でのトラブルや防ぐための基本的なマナーなど
・誹謗中傷、軽率な行動や発言へのリスク
・個人情報や写真や画像の肖像権・著作権といった法律に関わる問題
・なりすましやワンクリック詐欺といった犯罪への注意
・使いすぎによる健康に関わる問題事項

・・・などを、例を交えて改めて確認しました。

情報とのつきあいかた~スマホ・ケータイ安全教室~情報とのつきあいかた~スマホ・ケータイ安全教室~

 携帯電話やスマートフォンに振り回されず、正しく使いこなして生活しましょう。

ホヤ味噌おにぎり隊、石巻市長におにぎりをお届け!

石巻市長におにぎりをお届け!

4月14日(木)
 「第1回石巻市創業ビジネスグランプリ学生の部優秀賞受賞」、東京で行われた「Fish-1グランプリ」や愛媛県宇和島市で行われた「地にぎり合戦」と、全国に活躍の場を広げている“宮水ホヤ味噌おにぎり隊” ことフードビジネス類型の生徒が、石巻市長へホヤ味噌おにぎりを届けました。

 前述の授賞式での、市長の「ホヤ味噌おにぎり、食べたかったなぁ」のコメントから2ヶ月、ついに市長にホヤ味噌おにぎりを食べて頂ける機会となりました。

石巻市長におにぎりをお届け!石巻市長におにぎりをお届け!

 この日は朝からテレビ局の密着取材があり、カメラやキャスターさんの前で緊張しつつも調理し、完成させました。

石巻市長におにぎりをお届け!

おにぎり、完成です。

 そして、市役所市長室で先日の水産学会春期大会で受賞したおにぎりに関する研究発表を行った後、実際に試食していただきました。

おにぎり、完成です。

市長、実食。

 

 市長からは「おいしい!」と嬉しいコメントと、「ビジネスとして展開するためにも、商標登録を考えてはどうか」とアドバイスをいただきました。

おにぎり、完成です。

その後、取材陣に囲まれる生徒たち。注目度も抜群です。

 

市長や、朝から密着取材をしてくださったキャスターさんとも記念撮影ができ、とてもいい思い出になりました。
取材やご協力など、有り難うございました。
生徒の皆さんも、大仕事お疲れさまです。
 *この様子は2016年4月14日にNHK仙台とミヤギテレビで放送されました。
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フードビジネス類型では、商標など知的財産に関する学習にも力を入れています。
実践によるしっかりとした学びが展開できれば、将来の産業人として大きな経験を生徒たちに提供することができます。
今後も、市や企業、関係機関等と連携しながら学習を進めたいと考えております。

対面式・部活動紹介

4月12日(火)
 入学式からまだ間もない12日、対面式と部活動紹介が行われました。
部活動紹介では、実演を交えての紹介などで1年生にアピールしていました。

 入学式からまだ間もない12日、対面式と部活動紹介が行われました。対面式・部活動紹介

柔道部の投げ技や、空手道部の演舞は迫力があります。

 入学式からまだ間もない12日、対面式と部活動紹介が行われました。

ラグビー部も実演紹介です。

対面式・部活動紹介

パンフレットにも、部の活動や情熱が詰まっています。

自分に合った部活動に出会えると良いですね。

平成28年度入学式

平成28年度入学式

4月8日(金)
 平成28年度 宮城県水産高等学校入学式が行われました。
海洋総合科142名、専攻科6名、合計148名の生徒が宮水の仲間入りを果たしました。

 入学式では、校長式辞、在校生歓迎の言葉ののち、新入生の宣誓が行われました。
式辞の中で、校長から各類型の説明や校訓の意味、記念すべき開校120周年に入学となること、そして「自信と誇りを持って、充実した学校生活を送り、将来の夢の実現に勤めてください」と新入生へ応援の言葉が向けられました。

平成28年度入学式

 在校生からは「安心して学校生活を送ってください」の言葉とともに、校訓と校歌の紹介が行われました。

この度は、ご入学おめでとうございます!

図鑑を寄贈して頂きました!

4月1日(金)
 国立研究開発法人 水産総合研究センター開発調査センター発行の「インド洋南西部公海海山域の魚類」という図鑑を、国立研究開発法人水産研究・教育機構 西海区水産研究所の岡本誠 博士(水産学)から本校に寄贈していただきました!

図鑑を寄贈して頂きました!

なんと、受け取られた先生への応援も入った生サインです。

 

岡本博士は宮城水産高校を応援してくださっている水産研究者の一人です。
研究者向けのため発行部数も少なく貴重な図鑑ですが、少しでもサカナに興味を持っていただければ、ということで今回寄贈していただきました。

図鑑を寄贈して頂きました!

どうも有り難うございました!