2016年度宮水blog
平成28年度 各部活動新人戦リポート・その1
ヨット部と相撲部より、新人戦の報告が届きました。
ヨット部
9月2日(金)~9月4日(日)に新人大会が七ヶ浜町の小浜で行われました。
(震災以降、県内のほとんどの大会はここで行われます)
本来、もう少し遅い時期に行われていましたが、海苔養殖のための網張りが行われるため、この時期しかないようです。
今回は1年生の出場が多くチャンスもあり、最高で2位も獲得したのですが、最終的には4位となり、賞状はいただけませんでした。また練習に取り組み、来年の大会に向けていこうと思います。
1年生ペアでの大会出場は初めてでしたが、良い経験になったことと思います。
◆相撲部
9月3日(土)、相撲部は道の駅米山にて新人大会に参加してきました。
団体戦、個人戦、階級別個人戦、それぞれ残念ながら良い結果は残せませんでしたが、相撲を始めて1年弱の部員2人は、全試合を通してそれぞれ1勝、3勝をあげることができ、その成長を確認することができました。
来年度の高校総体の団体戦は最低でも3人の選手がいないと出場できないため、まずは部員の確保を目標としたいと思っています。
選手の皆さん、お疲れさまでした。
他の部活動の大会報告も、随時お伝えする予定です。
水泳部・ダイビング技能コンテスト全国大会出場!
8月21日から23日にかけて、茨城県海洋高校で行われた「第19回全国水産・海洋高校ダイビング技能コンテスト」に、宮水水泳部が出場しました。
各地区の代表を決める東北地区大会では、
器材セッティング1位
オクトパスブリージング2位 の好成績で、総合2位に輝きました。
ここから更に練習を積んで挑んだ全国大会では、強豪揃いの中で総合9位と健闘しました。
この様子は、石巻かほく2016年8月20日付「ダイビング全国Vへ一丸 宮城水産高5選手出場」として出場選手への取材記事が掲載されました。
選手の皆さん、お疲れ様でした!
ダイビング技能コンテストについて
2人1組で以下の5種目を行い、スクーバダイビングの技能を競います。
◆フリッパーリレー
ダイビングで使用する足ひれを装備・使用してのリレー。腕を使って泳いではダメです。
◆ダイビングレスキュー
レスキューの早さと正確さを競います。
◆器材セッティング
器材のセッティング手順や正確性を競います。
◆オクトパスブリージング
水中での器材トラブルを想定した競技で、一本のボンベを共用する等、正確かつ安全な技法の正確さを競います。
◆中性浮力コントロール
体に付けた浮力調整器具を使い、一定の深さの位置でどのくらい留まることができるかを競います。
※全国大会では筆記試験も加わります
千里青雲高校・高知海洋高校との交流会
8月9日に大阪府立千里星雲高校(大阪府豊中市)、25日に高知県立高知海洋高校(高知県土佐市)の代表の皆さんがそれぞれ来校され、本校生徒会との交流会が行われました。
千里星雲高校とは、石巻市役所1階にお店を構える『いしのまきカフェ「 」(かぎかっこ)』で、運営スタッフの方からカフェのコンセプトや企画の紹介などの説明を受けました。
「 」では、高校生が主体となってカフェの営業から企画まで、幅広く活躍しています。
高知海洋高校とは本校防災主任の先生による防災講話を行いました。
『もし高知県に東日本大震災規模の津波が到達する場合』のシミュレーションや、東日本大震災による石巻周辺地域での被害状況や学校による避難所運営の話など、一歩踏み込んだ内容となりました。
千里星雲高校の皆様、高知海洋高校の皆様、遠いところよりご来校有難うございました。
宮水の夏、資格の夏。
宮水では7月下旬から
・フォークリフト講習
・玉かけ技能講習(玉かけ→クレーンなどにものをかけたり外したりする作業)
・小型移動式クレーン講習
・床上クレーン講習(荷物を吊したクレーンを、下からリモコン等で操作するタイプ)
の講習会が行われ、多くの生徒が資格取得に励みました。
小型移動式クレーン実技講習では、暑さの中でクレーンの操作に集中する生徒の姿が見られました。
この日は日陰でも30度近い暑さでした。
画像では分かりづらいですが、操作用のレバーがたくさんあります。
@おまけのプチ知識@
これらの講習を無事に修了すると(※筆記・実技試験があります)、
それぞれの「講習修了証明書」が取得できます。
仕事でクレーンなどの操作を行うときは、“所定の講習を受けました”という公的な証明書が必要になりますので、職業選択の幅も広がります。
もちろん、仕事や就職活動以外でも、家族の仕事の手伝いやボランティア活動などでこれらの重機を使用する事もあるため、資格取得を目指す人もいらっしゃいます。
国体予選会出場報告@宮水ヨット部
国体予選会に出場したヨット部から、大会の報告が届きました。
ヨット部 国体予選会
7月16日~18日 七ヶ浜町小浜港
男子420級(2人乗り)
1日目は大潮の流れに翻弄され、
4位、5位と下位の成績でした。
2日目は流れを読み切り、1レースのみでしたが
トップでゴールしました。
男子レーザーラジアル級(1人乗り)
やっと帆走できる程度の練習時間しかとれませんでした。
レースを体験することを目標にしましたが、午前は調子もよく、後ろに何艇かを
置くようなレースができました。午後はうまいスタートを切ることができず、最
下位でした。
悔しさをバネに頑張ってくれると思います。
9月初旬には新人戦があります。少しでも上位を目指して、練習に励ませたいと思います。
420級に出場した3年生は、今回が部活動最後のレースだったそうです。
3年間お疲れさまでした!
そして、1年生部員の新人戦の活躍を楽しみにしています!
宮水の校外実習風景~たらこから函館まで~
宮水では、「職業人として必要な知識・技能および人間性を養う」を重点目標に、校外実習の積極的な取り組みを行っています。
夏休みを前に、各学年・各類型では様々な校外実習が行われました。
1学年は、宮城丸に乗船しての石巻湾ショートクルーズを体験。
宮城丸乗組員の方から船の設備を紹介して頂き、どの生徒も興味深く聞き入っていました。
同じく宮城丸で乗船調理実習中の、調理類型3年生の姿もありました。
午後からは、市内の「湊水産株式会社」を訪問し、工場の見学やたらこのつけ込み(味をつけること)を体験したり、新鮮なたらこでおにぎりを作りました。
工場内の様子と、たらこ先生こと湊水産社長からお話を頂きました。(上段)
たらこつけ込み体験では生徒も先生も真剣な顔で挑戦していました。(下段)
2学年は各類型ごとに体験実習や会社訪問を行い、専門知識を深めていきました。
生物環境類型の生徒は網地島で2日間にわたり定置網の実習を行い(画像左)、 フードビジネス類型の生徒は女川町でギンザケ養殖加工を行っている(株)マルキンを訪問し、常務の鈴木氏からギンザケの加工手順の説明を受け、養殖場と加工場を見学し、原材料から商品加工までの流れやギンザケの商品化について学びました(画像右)。
航海技術類型と機関工学類系の生徒は、それぞれ宮城丸で函館まで4泊5日の短期航海に臨み、翌年のハワイ沖での実習(約2ヶ月間)に向けて、経験を積んでいきました。
この実習の様子は、
・石巻日日新聞 7月26日付「現場で感じる仕事の魅力」
・石巻かほく 7月24日付「ギンザケ生産間近に 宮城水産高 養殖と加工作業見学」
で、それぞれ掲載されました。
@おまけの知識@
ギンザケは別名「コーホーサーモン」とも呼ばれます。
コーホーとは「アメリカ五大湖のサケ」(五大湖は世界有数のギンザケの聖地)という意味で、
「このコーホー美味ぇごだやー(英:This coho is very delicious!!)」といった感じで使われます。
残念ながら、黒いマスクを被ったあの人の「コーホー」が由来ではないようです。
兵庫県立高校4校との交流会
7月22日(金)
昨年に続き、災害ボランティア活動の一環として、兵庫県より県立西脇北高校・県立有田高校・県立小野工業高校・県立青雲高校の4校の生徒・教員の皆さんが来校され、交流会が行われました。
交流会では、熊本地震においての避難所清掃や募金活動といった西脇北高校の災害ボランティア活動の報告と、宮水は生徒会から学校紹介と震災前から現在の様子の説明、JRC部からは部の紹介と主な活動を発表し、ボランティア活動における知識や経験を共有しました。
頂いた花の苗と一緒に、全員で記念撮影も行いました。
遠いところより、ご来校ありがとうございます!
平成28年度オープン・オーシャンキャンパス
7月18日(月・海の日)
中学生や保護者を対象としたオープンキャンパスが行われました。
開会式では、生徒会が学校の行事や部活動などの紹介を行い、その後、班ごとに各類型の施設や授業を体験・見学して頂きました。
普段は見られない授業の内容を生で見て頂き、これをきっかけに宮水の授業や実習、取り組みに興味を持って貰えたらと思います。
一方、11時からは一般の方を対象としたオーシャンキャンパスも行われ、実習製品の販売や一本釣り体験など、大勢の方にお越し頂きました。
厳しい暑さの中、ご来場ありがとうございます。
料理ボランティア特別授業~体験!一流フランス料理
7月12日(火)、13日(水)
「料理ボランティアの会」の岸義昭氏(ホテルインターコンチネンタル東京ベイ総料理長)らをお招きし、特別授業が行われました。
12日は、1学年の生徒を対象に「料理人という仕事」と題しての講演会が行われ、岸総料理長の見習い時代の体験や、職場紹介、仕事に対する姿勢についてのお話を頂き、熱心に聞き入っていました。
13日は、調理類型2・3年生の生徒が市内の結婚式場「アンジュガーデン」で、岸総料理長が「スズキのポテト包み揚げ地中海風」を作る様子を見学し、式場スタッフの方から給仕について教わり、食とサービスについての知識と経験を深めました。
ホテル内の結婚式場の総料理長でもある、岸氏からの直接指導です。
スーツが素敵な式場スタッフさんから配膳のポイントを学び、ウェイター・ウェイトレスとして、生徒自身で料理を運びました。
会場には新聞社やテレビ局の取材も入り、インタビューを受ける生徒もいました。
メニュー
・石巻産帆立貝・アボガド・モッツァレッラ カプレーゼ風
(トマトとモッツァレッラチーズを使ったサラダ)
・冷製南瓜のクリームスープ
・スズキのポテト包み揚げ 地中海風
・クープジャック
(刻んだフルーツの上にアイスクリームを乗せたデザート)
・パン
・コーヒー
一般社会法人「料理ボランティアの会」の皆様、石巻グランドホテル、アンジュガーデン関係者様、貴重な機会を有り難うございました。
この様子は 石巻かほく2016年7月14日付「生かそう地場の食材 未使用魚の活用 シェフに教わる」、石巻日日新聞2016年8月1日付「一流料理人の技と味に感動 有名ホテル総料理長ら指導」に、それぞれ掲載されました。
平成28年度球技大会~金華山まで飛んでいけ!
7月8日(金)
「スポーツの力で宮水を盛り上げよう」をテーマに、平成28年度球技大会が行われました。
開会式の後、ソフトボール・フットサル・卓球の3種目に分かれての全校トーナメントが始まりました。(※フットサルのみ学年対抗)
体育館では、全面を使ってのフットサルの試合、2階のギャラリーで卓球の試合が行われ、 学年やクラスに関係なく楽しそうに応援していました。
グラウンドで行われていたソフトボールの決勝戦では、フードビジネス類型3年対生物環境類型3年の熱戦が繰り広げられ、先生や応援を巻き込んでの盛り上がりを見せました。
応援席からは「金華山まで飛んで行け-!!」といったコールも…。
(※金華山はボールが飛んでいく方向とは逆の場所にあります)
試合は 生物環境類型 6点 フードビジネス類型 1点 で終了…と思われましたが、フード類型チームの必死のお願いで延長戦へ突入し、延長戦1回の末に生物環境 8点(2点追加) フード 4点(3点追加) で試合終了となりました。
球技大会成績
ソフトボール
1位 生物環境類型3年
2位 フードビジネス類型3年
3位 海洋総合科1年1組
生物環境類型2年
卓球
1位 航海技術類型2年
2位 海洋総合科1年2組
3位 海洋総合科1年3組
フードビジネス類型2年
フットサル(学年対抗)
1学年1位 1年3組
2学年1位 機関工学類型
3学年1位 航海技術類型
総合順位
1位 生物環境類型3年
2位 海洋総合科1年3組
フードビジネス類型3年