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2023年度宮水blog

調理類型2年 ウクライナ料理実習

講師 ヴィタリィさん(ウクライナ出身) 奥様 真由美さん

 

12月に2学年で、平和教育の講話をいただいた事をきっかけに、調理類型でウクライナ料理の実習をしていただきました。普段食べる機会のない食材を使用した料理は、どんな料理になるのか?

ウクライナで、普段よく食されている「ソリャンカ」という酸味の効いたトマトベースのスープと「デルニ」というじゃがいも、玉ねぎのすりおろしで作ったパンケーキです。サワークリームを添えて食べるのが主流とのこと。慣れない食材と初めての味に、戸惑いながらも講師のヴィタリィさんの楽しい人柄に、緊張をほぐしていただきながら、実習を無事に行いました。

  当日は、テレビ局と新聞局の取材が入り、これだけ多くの取材が入るということは、講師のヴィタリィさんや生徒達にも緊張感が増していましたが、その背景には「戦争」があり、平和を願う異文化交流となりました。 

第48回宮城県水産加工品品評会について

1月23日に石巻で行われた第48回宮城県水産加工品品評会に
本校フードビジネス類型3年生が今年度課題研究で開発した
「さば味噌煮缶詰」を出品したとこ特別賞(宮城県水産加工研究団体連合会長賞)を受賞しました。

海苔を知って・見て・触れる

 

1/25㈭ 石巻市でのり養殖業をされている〈宮城県漁業士会〉の〈指導漁業士〉である相澤さんをお招きし、本校生物環境類型2年生に向けて、のり養殖の特徴やその魅力についてご講話いただきました。
「組み合わせると400種を超える〈のりの等級〉」のお話や「細かい手入れで大きな収益差を生む生産工程」「繁忙期と通常時のギャップ」の話など、普段知ることのないプロの「生」の声を聞かせていただき、生徒・教員ともに大変良い刺激をいただきました。
そのお話を受け臨んだ午後の「のりすき」(生ノリを刻み、木枠に流し込んで天日で乾燥させる工程。「和紙をすく」といった「紙すき」と似た作業です。)実習では、普段以上に集中して取り組むことができたようです。
こうした経験を経て、ふるさと宮城・石巻の名産品への理解を深め、進路選択の幅を広げてもらえればと思います。

相澤さんをはじめ、今回ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

進路ガイダンスを行いました

1/10(水)

株式会社ヘキサの皆様のお力をお借りして、本校2学年を対象に進路ガイダンスを行いました。

水産高校ならではの「漁船」や「商船」に関する就職のお話はもちろんのこと

公務員試験や専門学校に至るまで、様々な進路のお話をしていただき、生徒たちは残り1年を切った自身の進路選択について、色々と考えをめぐらせることが出来たようです。

ご参加いただいた企業・学校の皆様ありがとうございました。

本校の研究が新聞で紹介されました

食中毒を引き起こす寄生虫アニサキスがなくすことで、地元ブランドの金華さばを生食可能にし、さらなる付加価値を付けるのを目標に本校で取り組んでいる「サバの完全陸上養殖」の研究を取材していただきました。

県内では類を見ない試みで、現在、生物環境類型では、この研究に生徒・教員共に力を入れております。

今後の続報にご期待ください。

寄生虫いないサバ目指す 宮城水産高、陸上で完全養殖研究 採卵適期、8月と特定 | 河北新報オンライン