2023年9月の記事一覧
イワガキの水揚げに挑戦しました
9月12日(火) 本校生物環境類型3年生の生徒たちが牡鹿半島の前網浜でイワガキの水揚げに挑戦しました。
生徒たちは、地元漁師の皆さんのご協力をいただきながら水揚げ・選別・付着物の処理を行い、様々なことを学んできたようです。
カキ(牡蠣)というと、冬が旬だと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、旬は種によって異なります。
マガキの旬が冬であるのに対し、今回のイワガキの旬は夏。
旬を迎えた大ぶりのカキに生徒たちも大満足でした。
各テレビ局にも取材していただいたので、そちらもどうぞご覧ください。
調理類型 課題研究発表会を開催しました
海洋総合科、調理類型で課題研究発表会を開催しました。
課題研究とは、3年生の授業で地域の課題について調べ、自分達で研究し、解決に導く学習を行っております。
調理類型では、地域の名物料理を考える「うまいもん甲子園」への取り組みと地域の未利用魚や低利用魚の活用を併せた課題解決に取り組んでいます。
3年生は8班に分かれて、ホヤ(輸出が止まって困っている)やサバ(小さなサバはたくさん獲れるが値段がつかない)を使った新しいメニューを考えました。
審査には、地域を代表するホテルの社長や飲食店オーナー、東北大学の名誉教授など、例年にはないゲスト審査員をお招きし、緊張した空気の中3年生が発表を行いました。
発表後には質疑応答が行われ、自分達では気づかなかった良い点や課題点をご指摘いただきました。
その後、実際に料理を試食していただき、どの料理も素晴らしいとのお褒めをいただくことができました。
今回のアドバイスを元に、文化祭(錨章祭)や地域でのオンメニューにむけて改良していきたいと考えております。
今年の錨章祭では、調理類型でお弁当やラーメンの提供を検討しております。
錨章祭は10月21日(土)です。是非遊びに来てください。
鯨について学びました
調理類型で外部講師をお迎えした特別授業を開催しました。
今回のテーマは「捕鯨と鯨食文化」でした。石巻と言えば鯨、今捕鯨の現状はどうなっているのか?共同船舶株式会社より松尾幸康氏を講師としてお迎えし、捕鯨と鯨について詳しく説明をしていただきました。
その後、株式会社麺屋武蔵より代表取締役社長矢都木二郎氏を講師としてお迎えし、鯨を使ったラーメンを教わりました。鯨と真剣に向き合って開発されたレシピで、普段あまり鯨を食べる機会が無い生徒たちにもおいしいと大変好評でした。今回の授業をきっかけに、石巻と鯨、鯨食文化について考えることができました。御協力いただきました、共同船舶株式会社様、株式会社麺屋武蔵様にあらためて感謝申し上げます。
今回伝授されたラーメンは、アレンジを加えて来月の錨章祭(文化祭)にて販売をする予定です。興味のある人はぜひ食べに来てください。錨章祭の一般公開は10月21日(土)です。