2015年3月の記事一覧
ホヤと万石浦~平成28年度 日本水産学会春季大会~
3月28日(月)
東京海洋大学で開催された、平成28年度日本水産学会春季大会『高校生による研究発表』において、フードビジネス類型2年(発表時)の「宮城産ホヤの販路拡大に関する一考察~愛媛県宇和島市における試験販売活動を通じて~」が銀賞を、増殖研究部の「万石浦(宮城県)に海岸動物を呼び戻す一提案」が銅賞をそれぞれ受賞しました。
今回は全国の高校から59題の研究発表がありました。(うち、水産・海洋系高校からは12校21題)
ポスターセッションでは、生徒たちが大学教員や研究者から鋭い質問を受けていましたが、自分の言葉でしっかりと受け答えをしていました。他高校の高度な研究発表があるなかで、地域に根ざし、水産業の抱える課題を明確に捉えて科学的思考をもって解決・考察した成果を評価して頂けたと思います。
受賞おめでとうございます!
今年も大漁桜が咲きました!
3月23日(水)
校舎と体育館を繋ぐ通路から見ることができるこの大漁桜は、ちょうど10年前の平成18年3月23日、宮水創立110周年を記念して部活毎に分かれて何本かずつ移植したものです。
ほとんどは津波の際の海水の影響で枯れてしまいましたが、プール横にある秀麗館前のこの一本は、今年も春の訪れを知らせてくれました。
記念植樹で桜を植えようとなった時、早咲きで本校にふさわしい名前のこの種が満場一致で決まったと、当時の先生が記憶しています。
銘文は当時の司書の先生が書かれたもので、全校生徒で47本を植栽したと記録されています。
咲き始めた日から約10日が過ぎた4月1日には、沢山の花を見せてくれていました。