2016年9月 情報活用支援員 阿部あゆみ
9月16日、高校生の就職試験が解禁になりました。就職を希望する全国の高校3年生にとっては、今までの人生の中でも特に緊張する時期になるかと思います。
そんな厳しい戦いをサポートする、宮水進路室の先生にお話を伺いました。
猫さん大好きの先生です。
◆進路室では、この時期はどのようなお仕事をされているのでしょうか?
生徒に対しては、会社から頂いた案内や求人票などをお知らせしたり、進路相談を行ったりしています。
就職を希望する生徒には、職場見学の設定、応募の管理、生徒と会社をつなぐパイプ役として、採用試験を受験する生徒の紹介などを行っています。
進学については、各種学校から届くパンフレットの管理などを主に行っています。
◆すごい量ですよね…(写真には出せないのですが、求人票の束がいくつもあります)。
7月から一気に仕事が増えますね。
ちょうど7月から求人票の公開が始まるので、校内向けに求人情報のお知らせを作ったり、生徒から の求人の有無の問い合わせや、夏休み中の職場見学や会社見学のスケジュール調整も行うので、一気に忙しくなります。
そして、仕事のミスマッチを防ぐために、応募前には必ず会社見学に行くように指導していますので…
◆一気に増える、と…。恐れ入ります……!
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◆今年の求人や生徒の様子はどうですか?
求人数は年々増加していて、今年も多くの会社から案内や求人を頂いています。
率先して会社見学や情報収集を行っている生徒も見受けられます。あとは、今年は乗船希望の生徒がとても多いですね。
◆多いですか!水産高校としては嬉しいですね。
そうですね。調理類型の生徒向けにも、司厨員(船の調理を担当する人のこと)の問い合わせが多く来ています。船舶関係でも調理の仕事の需要が多いことに驚いています。
◆食事は大事ですからね…。私の父親も船に乗っていまして、食事は当番制で・・・・
---以下、雑談が続いたため省略します---
◆…話を戻しまして、今お話ししている時も地元の会社から案内が届きましたが、管内の求人や就職が多いのでしょうか?
去年も6~7割の生徒が管内の会社に就職していますが(※webページ内「進路」のページより)、長い付き合いによる信頼で学校に求人票を送ってくれる会社や、石巻の復興に携わる仕事が多いので、信頼関係や地元の発展、繋がりを大事にしたいですね。
◆信頼があるからこそ、学校に多くの求人や案内が届くのですね。
お忙しいところ、有難うございました!
就職活動の後ろで、進路担当の先生方や地域の皆様、会社のご厚意など、多くの強力な協力があることが分かりました。
これから就職活動に挑む皆さんも、自信を持って臨んでください!