ブログ

10年ぶりにイワガキ養殖を再開しました。

前網浜養殖研究会とともに歩んできたイワガキ養殖は東日本大震災によって養殖筏が流されてから中断していましたが前網浜の状況も落ち着いてきましたので生物環境類型3年生が再びイワガキ養殖に挑戦することにしました。東北では震災後,イワガキ養殖は行われていないので新たな挑戦です。昨年7月に養殖筏を前網浜沖に設置し11月からイワガキの種苗育成を行い2月25日に卒業記念として養殖筏に垂下しました。養殖筏には長さ8mのロープが12本ついており1本のロープに25枚のホタテの貝殻,合計300枚が挟み込まれています。1枚のホタテの貝殻にはイワガキの種苗が30から50個ほど固着しています。イワガキの出荷までには2から3年かかりますがイワガキの成長や出荷は後輩に託しました。

 生徒の感想です。→「私たちが養殖したイワガキの出荷が楽しみです。出荷されたイワガキを通じて私たちがイワガキ養殖に関わっていることを知ってもらえるとうれしいです」

 

 

 

 

 

 

←茶色の固着物がイワガキです。

 

 

 

 

 

 

                       

  ロープにホタテの貝殻を挟み込む様子です。→

 

 

 

 

 

 

←ロープを垂下する様子です。