2021年度宮水blog
「全日本海員組合」より御講演いただきました
11/17㈬,19㈮ 1学年「水産海洋基礎実技」の授業に「全日本海員組合」の皆さんをお招きし,船や海にまつわる様々なお話をいただきました。
海外の港や船での生活の話は「船乗り」を目指す生徒中心に大変参考になったようで,この後に控える「類型選択」への生徒の視野が広がったように見えました。
卒業生による進路講話をいただきました
11/17㈬ 本校の卒業生を招き,1学年全体で社会に出て働く先輩方のお話を伺いました。
地元の鉄工所や地域密着型のスーパーマーケットで働く年が近い方の生の声は,生徒にとって良い刺激になったようで,積極的に質問をする生徒の姿も見られました。
また,講師の在学時代を知る教員もいたため,当時の話にも花が咲きました。
1年生が今後どのような進路に進んでいくかはまだ分かりませんが,講師の皆さんのようにいつかこうした形で戻ってきてもらえたら,これほど嬉しいことはありません。
創立125周年記念式典および生徒会役員認証式を行いました
11/15(月) 本校は創立125周年を迎えました。
これを記念し,オンラインでの「創立記念式典」を行いました。
校長による講話の中では,錨があしらわれた校章の由来や特徴,社会の変化に伴って類型(学科)も変化してきたこと等
「水産・海洋のスペシャリストの育成」を目標とする本校の歴史や存在意義が改めて述べられました。
その後,先日の生徒会選挙の投票結果を踏まえた生徒会役員の「認証式」が行われ,新たに役員となった生徒たちの活動がスタートしました。さまざまな学校活動を積極的に牽引してくれるものと確信しています。
宮城丸の「出港式」を行いました
11/12㈮ 海洋総合実習船「宮城丸」が機関工学類型2年と専攻科の生徒を乗せ,長期航海へと旅立ちました。
今回は宮城県の状況を踏まえ,新型コロナウィルス感染拡大防止対策を行った上で,久しぶりの「出港式」を行い,学校を代表し,2学年の生徒,職員が実習に臨む生徒を見送りました。
コロナ禍の中で学校生活を送ってきた今の2年生にとっては,こうした催しは初めてのものでした。
例年と異なる部分はありましたが,「水産高校の伝統行事」の一端に触れることが出来たことは生徒にとってとても良い経験になったと感じております。
旅立つ生徒たちが経験することは決して楽なことだけでは無いと思いますが,無事に実習を終え,一回り大きくなった姿を見せてくれることを信じています。
生徒会役員選挙が行われました
11/10(水) 本校の生徒会役員選挙の「立会演説会」並びに「投票」が行われました。
今回の選挙には現職の役員に加え,意欲的な1年生が「会長」「副会長」に出馬し,それぞれが学校への思いを述べました。
演説のやり方にも一人一人に工夫があり,軽快な語り口で公約を述べる者,丁寧に公約を説明する者,学校への思いを全面に押し出し熱意をぶつける者と様々でした。
演説を聴いた生徒たちは,候補者に真剣に応えるように投票していました。
「ミニ・ビブリオバトル」が行われました
11/9㈫の放課後,図書委員会主催の「校内ミニ・ビブリオバトル大会」が行われました。
「ビブリオバトル」とは「人を通して本を知る 本を通して人を知る」をキャッチコピーに全国に広がり楽しまれている「誰でも開催できる本の紹介コミュニケーションゲーム」です。
自身が面白いと思った本を持ち寄って,それぞれの本を薦め合い,観覧者が一番読みたいと感じた「チャンプ本」を決定します。(ちなみに「ビブリオバトル」は本の紹介を行う時間が「1人:5分」と決められているのですが,今回は「1人:3分」で行ったので,公式ルールに則り,「ミニ・ビブリオバトル」と呼称しています。)
参加した生徒は様々な工夫を凝らし,自分の好きな本を熱く紹介していました。
これをきっかけに普段は読書をする習慣がない生徒にも,ぜひ本を手に取って読んでもらいたいです。
「フィッシャーマン・ジャパン」より御講演をいただきました
11/10㈬ 1年生の授業に「一般社団法人 フィッシャーマン・ジャパン」の皆様をお招きし,お話を伺いました。
「フィッシャーマン・ジャパン」は漁業にある3K(きつい・汚い・危険)というマイナスのイメージを変え,「新3K」(かっこいい・稼げる・革新的)として実行していくトップランナーになることを理念に日々様々な活動をされています。
今回は「フィッシャーマン・ジャパン」の日々の活動に加え,ホヤ養殖を行う「あつみ屋」の代表である渥美貴幸氏と共にホヤ養殖の世界のお話をしていただきました。
1年生は,これから次年度以降の専門的学びに向けた「類型選択」も控えています。「水産高校」の生徒として,水産業に関わる人々(=フィッシャーマン)となることも視野に入れ,将来について考えを深めて欲しいと思います。
今年度の「錨章祭」
本校の文化祭である「錨章祭」は,例年と異なり,「一般公開なし,校内公開のみ」,「オンライン配信中心」の形態となりました。
これまでと全く違った文化祭の準備は,生徒にとっても職員にとっても容易なものではありませんでしたが,そういった中でも「大漁旗」や「団体毎の発表」に向けて工夫を凝らす生徒の姿が多く見られました。
また,大漁旗の他にも文化系の愛好会による作品展示も行われ,配信だけでは終わることのない「錨章祭」になったと思います。
来年度以降一般公開ができるよう新型コロナウイルス感染拡大が落ち着くことを祈るばかりですが,そういった中でも今年度の「錨章祭」は,生徒たちにとって新しい時代に求められる学びの実践になったと感じております。
「こめぼこ」製造体験実習
1年生の水産基礎実技類型別実習第2回
フードビジネス類型では米粉入り蒲鉾「こめぼこ」製造体験実習を行いました。
営業許可を取得している学校の食品工場で実習するのでSSOP(衛生標準作業手順)マニュアルに則って入室し実習を行いました。
「こめぼこ」はすり鉢を使って作成し,手で好きな形に成形し,油で揚げて試食しました。
揚げたての「こめぼこ」はとても美味しかったです。
「全国水産生徒研究発表東北地区大会」にて本校生徒が発表を行いました
10/29㈮の午後,調理類型3年生2名が本校を代表し「全国水産生徒研究発表東北地区大会」にオンラインで参加しました。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため,このような形での実施になりましたが,「宮城の地元食材:ホヤ」を作った新メニューの開発とそれを携え挑んだ「ご当地!絶品うまいもん甲子園」での成果を生徒たちは堂々と発表していました。
先輩たちの姿を見て,後輩たちも後に続いてもらたいと思います。
奨学金に関する情報を更新しました
「被災生徒奨学資金」奨学生の〈新規募集〉と〈貸付延長〉についての情報を更新しました。
希望される方は,本校ホームページの「メニュー」より「各種おたより」を選択し「奨学金」の項に進むか
下記リンクをクリックし,要項をご確認ください。
「錨章祭」が開催されました。
本日(10/15),本校の文化祭である「錨章祭」が開催されました。
新型コロナウイルスの影響により,校内公開のみの実施としその方法も例年とは異なりますが,生徒たちは懸命に準備を行っていました。
上記の写真はそんな生徒たちの思いが詰まった「大漁旗」です。
文化祭の様子は改めてご紹介させていただきます。
1学年キャリアセミナーを行いました
10月6日(水)1学年を対象としたキャリアセミナーを行いました。
女川の飲食店の店長さんや地域起こしを行うNPOの職員の方といった石巻管内を中心に活躍される様々な「プロ」を招いてお話を伺いました。
今回のセミナーは生徒にとって,大変刺激になったようです。これを,生徒自身が自分の将来についてさらに深く考える機会にして欲しいと思います。
全校で舞台「ベニスの商人」を鑑賞しました
10月8日(木)新型コロナウイルス感染拡大防止のための対策を徹底した上で,劇団「芸優座」をお招きし,全校で芸術鑑賞会を実施しました。
「芸優座」は「青少年にだからこそ最高の演劇を見せたい」という理念もと,1972年の設立以来,全国の青少年に向け様々な公演をされてきました。
今回,本校で演じていただいたウィリアム・シェイクスピアの「ベニスの商人」は喜劇ということもあり,生徒たちにとっても非常に親しみやすく,体育館に笑い声が響きました。
また,普段見ることのない生の役者さんの演技に感動した生徒も多く,公演後「もう一度見たい!」という生徒の声も聞こえてきました。
コロナ禍により,様々な制限はありましたが,本校生徒にとって非常に実りのある芸術鑑賞会であったと感じております。
石巻北高校と合同で稲刈り実習を行いました。
10月5日
本校・石巻北高校・石巻専修大・楽天野球団・高橋徳治商店・石巻信用組合の6団体で行っている高大産連携プロジェクトの一環として,フードビジネス類型3年と調理類型3年の生徒が石巻北高校で稲刈り実習を行いました。
春にみんなで植えた稲を1時間ほどかけて刈り取り,棒掛けを行いました。
作業終了後は,水産高校のさんまの缶詰をおかずに新米のおにぎりを頂きました。
12月には北高生と石巻専修大生を本校に招き,この新米を使ってこめぼこ製造実習を行う予定です。
中学生に向けた学校見学会を行いました
10月5日㈫ 石巻市立稲井中学校の中学2年生7名に向けた学校説明会を行いました。
「水産高校へ関心がある」と回答してくれた生徒が,職員の話に真剣に耳を傾けていました。普段見ることの出来ない機械類に興味をかきたてられている姿が印象的でした。
中学2年生の進路決定はまだ少し先かもしれませんが,彼らのような生徒が来春以降入学することを職員一同楽しみにしております。
後期始業式ならびに表彰式を行いました
10月1日㈮ 後期が始まる節目として後期始業式を行いました。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため,これまでの同様校内での「配信」という形の開催になりました。
前日まで行われていた定期考査の結果にそれぞれ思うところもあったようで,改まった表情で話を聞く生徒の姿も見られました。
これを機に後期の生活も充実したものにしていけるよう頑張っていってもらえればと思います。
類型発表会について
9月21日(火)類型発表会がありました。
この発表会は,各類型の生徒が課題研究・総合実習で取り組んでいる研究について,教員に対して発表する会で「第30回全国水産・海洋高等学校生徒研究発表大会」への予選会でもあります。
各類型の代表発表は以下の通りです。
航海技術類型:船体模型作成
機関工学類型:水中ロボットリモートコントローラー製作
生物環境類型:海藻の活用方法について~SDGsを意識しながら~
フードビジネス類型:かまぼことこめぼこの消費期限の違いについて
調理類型:うまいもん甲子園への取り組み
厳正な審査の結果,調理類型が,学校代表として来月秋田県で行われる東北大会に出場することとなりました。
水産基礎実技類型別実習第1回について
1年生の水産基礎実技類型別実習第1回の様子です。
行われたのは以下の内容です。
航海技術類型:ロープワーク体験
機関工学類型:溶接体験
生物環境類型:プランクトン観察
フードビジネス類型:簿記体験&アルファベットデザイン
調理類型:調理実習見学・試食&講義
今年度は各類型の実習を2回ずつ体験します。本校5類型への理解を深め,類型選択につなげます。
小型船舶ベガについて
小型船舶の操船実習で使用している「ベガ」を紹介します。
小型船舶「ベガ」は震災後,日本財団から操船実習の為に寄贈して頂いたモーターボートです。
県による小型船舶「スピカ」新造よりも早かったので,震災後の実習再開にとても役に立ちました。
今回納船から10年経ったのでエンジンの交換を行いました。
小型船舶操縦実習のイメージが伝わればうれしいです。