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2021年度宮水blog

海洋総合実習船「宮城丸」の進水式が行われました

 

12/22㈬ 

現在,新たに建造されている海洋総合実習船「宮城丸」の進水式が気仙沼港で行われました。

現行の「宮城丸」は建造から20年近く経過し老朽化が進んだため,来年度からはこの7代目「宮城丸」が本校の生徒をはじめとする水産・海洋について学ぶ生徒を乗せ実習に臨みます。

新たな「宮城丸」は総工費が約23億円で,総t数や定員の増加,最新設備の搭載等,様々な面でスケールアップしています。

今回の進水式には,校長先生始め4名の教員と,生徒を代表し生徒会長である航海技術類型2年の渡邉安嵐君,現行の「宮城丸」での実習を終え,気仙沼港に寄港していた機関工学類型2年生及び専攻科の学生が参加しました。

参加した教員からは「式は厳かに行われ,それに参加した生徒の姿も立派だった。」とのコメントがありました。

7代目「宮城丸」は来年3月に竣工式を迎え,来年,令和4年度から県の教育活動のために稼働することになります。

 

調理類型の年末の恒例行事をご紹介します

 

2021年も残りわずか。本校も,いよいよ「年末」という雰囲気に包まれています。

 そこで今回は本校調理類型の「年末」の恒例行事をご紹介します。

調理類型ではここ数年,これまで習得した技術を確認する総決算として3年生が「おせち作り」に挑戦しています。

昔から定番の「栗きんとん」や「煮〆」をはじめ,近年百貨店等が販売する「おせち」によく見られる「ローストビーフ」など,様々なメニューを生徒たちは丁寧に作り上げます。

学校の方針から保存料や添加物を一切使用していないので,実際のお正月に食べることは難しいですが,生徒たちは自らの手で作った「おせち」を自宅に持ち帰り,その日の夕食で家族にその「成果」を振る舞っているようです。

 

中学3年生等対象「施設見学会」を行いました

 

12/18㈯,中学3年生と保護者を対象に「施設見学会」を実施いたしました。

午前・午後合わせて50名を超える方にご参加いただき,本校が誇る様々な実習施設をご覧いただきました。

アンケートには「ここまで充実した設備があるとは知らなかった。」といった内容のご意見が多く,改めて本校の充実した学習環境を知っていただける機会になったかと思います。

 来春より,多くの中学生の皆さんが共に学ぶ仲間になってくれることを,職員・在校生一同楽しみにしております。

小牛田農林高校と合同販売会を行いました

12月の宮城水産の日(第三水曜日)となる12月15日(水),石巻合同庁舎で小牛田農林高校と宮城水産高校の合同販売会が行われました。
今回の合同販売会では小牛田農林のパック御飯と水産高校のさんま味付缶詰・まぐろ油漬缶詰のセットが販売され,用意した192箱を完売することが出来ました。
開会前から沢山の方に来て頂き,ありがとうございました。

石巻北高校と合同でこめぼこ製造体験実習を行いました。

本校・石巻北高校・石巻専修大・楽天野球団・高橋徳治商店・石巻信用組合の6団体で行っている高大産連携プロジェクトの一環として,フードビジネス類型3年と石巻北高校の生徒、石巻専修大の学生がこめぼこ製造体験実習を行いました。こめぼこはすり鉢で作成し、最後は油で揚げて完成させました。揚げたてのこめぼこは本校調理類型の生徒が作成した北高のお米で作ったおにぎり、さばの塩焼き、豚汁と共に試食しました。

 

地元中学生に向けた体験実習を行いました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12/3㈮ 「ふるさと大好き中学生育成事業」と題しまして,近隣の学校である「石巻市立渡波中学校」の1年生93名を招待し,石巻市が誇る水産業の紹介や,特色あふれる本校各類型の体験実習を行いました。

体験を終えた渡波中学校の生徒の言葉を抜粋します。

航海類型:「様々なロープの結び方を知り,勉強になりました。見る分には簡単そうな結び方もやってみると難しかったです。」

機関工学類型:「船のエンジンやクレーンの操作の仕組みが少し分かりました。揺れているクレーンの先を安定させることが難しそうでした。」

生物環境類型:「海の生き物が暮らす環境のお話が勉強になりました。水耕栽培と養殖を掛け合わせた「アクアポニックス」というものを知らなかったので,印象に残りました。」

フードビジネス類型:「かまぼこを作る機会はなかなか無いのでとても楽しかったし,作り方を知ることができ,良かったです。」

調理類型:「鰹節の厚さや細かさを変えることで舌で感じる味も変わることを教わりました。とても不思議な経験で,人間の味覚の仕組みを知ることも出来ました。」

 

本事業により,渡波中学校の皆さんの,「地元の水産業」への関心がいっそう高まり,又,世界に誇る「石巻」の魅力についての理解がさらに深まってくれれば幸いです。

小牛田農林と宮城水産のコラボ製品販売について

令和3年12月15日(水)午前10時から宮城県石巻合同庁舎1階ロビーで

宮城県水産高等学校の缶詰(さんま味付缶詰とまぐろ油漬缶詰)と小牛田農林高等学校のパックライス(6パック)を詰め合わせたセット(価格1200円)の販売を行います。

 

11月25日みんなで箱詰めして,その後試食しましたが,缶詰と新米のパックライスの相性は抜群でした。

数量限定(196箱)ですが是非買いに来て下さい。

「施設見学会」のお知らせを公開しました

今年度は,7 月に学校説明会を実施し,大変ご好評をいただきました。

その際に,本校の教育施設も是非見学したいとのご意見をいただきましたので,コロナウィルス感染症対策を万全に行ったうえで,

施設見学会を実施します。

 

この記事の下部にも添付していますが,その「実施要項」と「参加申込書」を本校HP〈入試情報〉→〈学校説明会情報〉の項に掲示しております。

ご確認ください。

 

令和3年度_宮城県水産高等学校_施設見学会_実施要項.pdf

令和3年度_宮城県水産高等学校_施設見学会_申込用紙.xlsx

宮城丸の近況をお伝えします

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11/12より機関工学類型2年の生徒を乗せ,長期航海に臨んでいる海洋総合実習船「宮城丸」から連絡が届きました。

 生徒たちは陸での生活を恋しくは思っているようですが,日々の実習の中で自分たちの技術を高めようと努力しているとのことでした。

実際に漁を行う「操業実習」は今週金曜日(12/3)までですが,宮城に戻るまで健康に留意して,頑張ってもらえればと思います。

 

以下,指導教官からのメッセージを抜粋したものとなります。


早いもので今日で操業8回目となりました。
操業4回目から風とうねりが強くなり,なかなか過ごしにくい船内生活となりましたが,適水で漁場を移動し,現在はまた凪のよい状態に戻りました。
ご存知のとおり今航海はなかなか漁に恵まれず,漁獲量がさびしい限りとなっておりますが,小型の魚はぽつぽつと獲れており,船員や専攻科に教わりながら,自分たちでできることを積極的に行なっています。
カジキも時折揚がってくるため,生徒は手の空いている時間にカジキの角の加工を一生懸命やっており,お土産作りに励んでいます。
長い航海で生徒達はストレスを感じている部分もあると思いますが,友人同士トラブルを起こすこともなく,船内生活を送っております。

「学年体育行事」が行われました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10/8㈮,11/19㈮「第2学年体育行事」「第3学年体育行事」が行われました。

今年度は,新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から学年毎に「体育行事」を行っております。

生徒たちはフェアプレーの精神のもと様々な競技に臨んでいました。

大人数で体を動かす行事がなかなか実施できずにいますので,交流・リフレッシュにとても良い機会となったようです。

これから,2年生は「就職・進学」に向けて,3年生は「卒業」に向けて,それぞれ本格的な活動がはじまります。

今回の体育行事で深まったクラス・学年の絆を武器に,それぞれの道に向け,互いに支え合い,頑張ってもらいたいと思います。

(※写真は左上が「第2学年体育行事」右下が「第3学年体育行事」のものです。)