2021年12月の記事一覧
閉講式ならびに表彰式を行いました
12/23㈭
冬季休業前の最後の登校日となった12月23日(木),閉講式を行いました。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため,これまでの同様校内での「配信」という形の開催でした。
生徒は,画面越しであっても,一つ一つの話に真剣に耳を傾けていました。
年末年始を大いに楽しみ,そして大いに学び,新年には元気な姿で登校してくれることを楽しみにしております。
閉講式と合わせ,表彰式も行いました。
本校の文化祭である「錨章祭」で製作した「大漁旗」や「全国水産生徒研究発表東北地区大会」における「調理類型」の活躍,「陸上競技部」や「空手道部」の最近の成績が表彰され,各教室からは大きな拍手が聞こえてきました。
これに刺激を受け,生徒の様々な活動がさらに活発になることを期待します。
宮城丸の「下船式」を行いました
12/23㈭
11/12より専攻科1年と機関工学類型2年の生徒を乗せ,長期航海に臨んでいた海洋総合実習船「宮城丸」が石巻新漁港に帰港しました。
約2ヶ月に及ぶ実習を終えた生徒たちの体調も良好で,職員一同安心しております。
皆様,応援ありがとうございました。
また,「進水式」の記事でも触れましたが,現行の「宮城丸」(6代目)に本校生徒が乗船し実習を行うのは,今回が最後でした。
約20年に渡り,生徒を守り,経験を積ませてくれた6代目「宮城丸」にここで感謝を述べたいと思います。
ありがとう 宮城丸 !!
海洋総合実習船「宮城丸」の進水式が行われました
12/22㈬
現在,新たに建造されている海洋総合実習船「宮城丸」の進水式が気仙沼港で行われました。
現行の「宮城丸」は建造から20年近く経過し老朽化が進んだため,来年度からはこの7代目「宮城丸」が本校の生徒をはじめとする水産・海洋について学ぶ生徒を乗せ実習に臨みます。
新たな「宮城丸」は総工費が約23億円で,総t数や定員の増加,最新設備の搭載等,様々な面でスケールアップしています。
今回の進水式には,校長先生始め4名の教員と,生徒を代表し生徒会長である航海技術類型2年の渡邉安嵐君,現行の「宮城丸」での実習を終え,気仙沼港に寄港していた機関工学類型2年生及び専攻科の学生が参加しました。
参加した教員からは「式は厳かに行われ,それに参加した生徒の姿も立派だった。」とのコメントがありました。
7代目「宮城丸」は来年3月に竣工式を迎え,来年,令和4年度から県の教育活動のために稼働することになります。
調理類型の年末の恒例行事をご紹介します
2021年も残りわずか。本校も,いよいよ「年末」という雰囲気に包まれています。
そこで今回は本校調理類型の「年末」の恒例行事をご紹介します。
調理類型ではここ数年,これまで習得した技術を確認する総決算として3年生が「おせち作り」に挑戦しています。
昔から定番の「栗きんとん」や「煮〆」をはじめ,近年百貨店等が販売する「おせち」によく見られる「ローストビーフ」など,様々なメニューを生徒たちは丁寧に作り上げます。
学校の方針から保存料や添加物を一切使用していないので,実際のお正月に食べることは難しいですが,生徒たちは自らの手で作った「おせち」を自宅に持ち帰り,その日の夕食で家族にその「成果」を振る舞っているようです。
中学3年生等対象「施設見学会」を行いました
12/18㈯,中学3年生と保護者を対象に「施設見学会」を実施いたしました。
午前・午後合わせて50名を超える方にご参加いただき,本校が誇る様々な実習施設をご覧いただきました。
アンケートには「ここまで充実した設備があるとは知らなかった。」といった内容のご意見が多く,改めて本校の充実した学習環境を知っていただける機会になったかと思います。
来春より,多くの中学生の皆さんが共に学ぶ仲間になってくれることを,職員・在校生一同楽しみにしております。
小牛田農林高校と合同販売会を行いました
12月の宮城水産の日(第三水曜日)となる12月15日(水),石巻合同庁舎で小牛田農林高校と宮城水産高校の合同販売会が行われました。
今回の合同販売会では小牛田農林のパック御飯と水産高校のさんま味付缶詰・まぐろ油漬缶詰のセットが販売され,用意した192箱を完売することが出来ました。
開会前から沢山の方に来て頂き,ありがとうございました。
石巻北高校と合同でこめぼこ製造体験実習を行いました。
本校・石巻北高校・石巻専修大・楽天野球団・高橋徳治商店・石巻信用組合の6団体で行っている高大産連携プロジェクトの一環として,フードビジネス類型3年と石巻北高校の生徒、石巻専修大の学生がこめぼこ製造体験実習を行いました。こめぼこはすり鉢で作成し、最後は油で揚げて完成させました。揚げたてのこめぼこは本校調理類型の生徒が作成した北高のお米で作ったおにぎり、さばの塩焼き、豚汁と共に試食しました。
地元中学生に向けた体験実習を行いました
12/3㈮ 「ふるさと大好き中学生育成事業」と題しまして,近隣の学校である「石巻市立渡波中学校」の1年生93名を招待し,石巻市が誇る水産業の紹介や,特色あふれる本校各類型の体験実習を行いました。
体験を終えた渡波中学校の生徒の言葉を抜粋します。
航海類型:「様々なロープの結び方を知り,勉強になりました。見る分には簡単そうな結び方もやってみると難しかったです。」
機関工学類型:「船のエンジンやクレーンの操作の仕組みが少し分かりました。揺れているクレーンの先を安定させることが難しそうでした。」
生物環境類型:「海の生き物が暮らす環境のお話が勉強になりました。水耕栽培と養殖を掛け合わせた「アクアポニックス」というものを知らなかったので,印象に残りました。」
フードビジネス類型:「かまぼこを作る機会はなかなか無いのでとても楽しかったし,作り方を知ることができ,良かったです。」
調理類型:「鰹節の厚さや細かさを変えることで舌で感じる味も変わることを教わりました。とても不思議な経験で,人間の味覚の仕組みを知ることも出来ました。」
本事業により,渡波中学校の皆さんの,「地元の水産業」への関心がいっそう高まり,又,世界に誇る「石巻」の魅力についての理解がさらに深まってくれれば幸いです。
小牛田農林と宮城水産のコラボ製品販売について
令和3年12月15日(水)午前10時から宮城県石巻合同庁舎1階ロビーで
宮城県水産高等学校の缶詰(さんま味付缶詰とまぐろ油漬缶詰)と小牛田農林高等学校のパックライス(6パック)を詰め合わせたセット(価格1200円)の販売を行います。
11月25日みんなで箱詰めして,その後試食しましたが,缶詰と新米のパックライスの相性は抜群でした。
数量限定(196箱)ですが是非買いに来て下さい。