2021年4月の記事一覧
図書館便り「眺海」4月号
本校図書館便り「眺海」4月号を発行いたしました。
ゴールデンウィークに読みたい本等様々な情報を掲載しております。
「新着図書案内」と併せてぜひご覧ください。
奨学金についての情報を更新しました
「あしなが奨学金」「あおぞら奨学基金」について今年度の新規募集を開始しております。
希望される方は、本校ホームページの「メニュー」より「各種おたより」を選択し「奨学金」の項に進むか
下記リンクをクリックし、要項をご覧ください。
地区総体壮行式を行いました。
令和3年度第48回高体連石巻支部総合体育大会(地区総体)に向けた壮行式を行いました。
コロナ禍の影響により、校内「配信」という形での開催になりましたが、選手たちの熱量は画面を通してでもしっかりと伝わったようです。
各部で掲げた目標達成を目指し、全力で競技に臨んでもらえればと思います。
皆様も応援のほど、よろしくお願いいたします。
宮城丸乗船実習がはじまります!
昨日(4/20)航海技術類型の3年生と専攻科の1年生が海洋総合実習船「宮城丸」に乗船しました。
船での生活に慣れた後、石巻新漁港を出発し、マグロ延縄実習を行う予定です。
新型コロナウィルス感染拡大防止のため、例年と異なった実習内容となりますが、
無事・安全に実習を終え、一回り大きくなった姿を見せてくれることを信じています。
「在学・家計急変(緊急)奨学生新規募集」のお知らせです。
本年度の「在学・家計急変(緊急)奨学生新規募集」を開始いたしました。
希望される方は、本校ホームページの「メニュー」より「各種おたより」を選択し「奨学金」の項に進むか
下記リンクをクリックし、要項をご覧ください。
令和3年度入学式を挙行いたしました
令和3年4月8日(木)本校 体育館において、令和3年度入学式を挙行いたしました。
今年度は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため規模を縮小しての実施となりましたが、天候に恵まれ、新入生の表情も希望に満ちあふれた明るいものでした。
以下、学校長式辞を紹介いたします。
暖かな春の陽気に石巻の桜もきれいに花を咲かせる季節となりました。この良き日に新入生の皆さんを迎えるべく令和3年度宮城県水産高等学校の入学式を挙行できますことは、この上ない喜びであります。
ただいま入学を許可しました、海洋総合科89名、専攻科海洋技術科航海コース3名、同じく機関コース6名の新入生の皆さん、入学おめでとう。教職員一同、皆さんの入学を心より歓迎いたします。
本科に入学される保護者の方々におかれましては、真新しい制服を身にまとった、お子様の晴れ姿を目の当たりされ、感慨もまた一入のことと存じます。
本来であれば、県下でも有数の歴史を誇る本校の伝統を支えていただくとともに本校教育活動にご尽力いただいている関係機関より、多くのご来賓の方々にご臨席いただき新入生の皆さんに激励を頂戴するところでありますが新型コロナウイルス感染症のまん延防止の観点からこのような形での入学式となりましたこと、何とぞご理解いただきますようお願いいたします。
さて、本校、宮城県水産高等学校は、明治29年に牡鹿郡簡易水産学校として設立許可を受け、翌30年の開校以来、地元石巻、宮城県はもとより、日本の水産・海運産業を支える有能な人材を世に送り続け、今年度125年目を迎える、歴史と伝統を誇る学校であります。現在、「採る・運ぶ」「育てる」「加工する」といった従来の水産教育に、「食・資源・環境」を総合的に捉えるとともに「調理」を加えた、新たな水産教育を展開する、次代の水産教育を目指す学校でもあり、まさに伝統と未来を融合した、本県の水産教育の拠点校であります。
「礼節を尊び師長に従うべし」「至誠を本とし廉恥を重んずべし」「忍耐を旨とし業務を励むべし」本校の校訓であります。社会生活の秩序を保つために必要とされる行動を大切にし、師とする人や目上の人の言うことを聞きなさい。誠実に事に向かい心豊かで周りに迷惑をかけることを恥ずかしいと思う心を大切にしなさい。苦難なことにも堪え忍んで、仕事や実習に励みなさい。といった意味になります。
この校訓のもと、本校では、他校で見ることのできない多数の施設・設備を用い、様々な実習を通して、専門的な知識と技術を身に付けることができます。そして、航海士や機関士などの船の資格や潜水士、調理師など多くの資格取得が可能であります。在校生は、将来の目標を定めて、卒業後の進路実現に向け、前向きに学習に取り組み、そうした資格取得に挑戦しております。
新入生の皆さんにも、今日から3年間、専攻科の皆さんは2年間、先生方の指導を受けつつ、そうした資格取得等に挑戦していってくれることを期待しています。
さて、皆さんは北里柴三郎という方をご存じですか。2024年に一新する新紙幣千円札の顔となる、「近代日本医学の父」や「日本細菌学の父」と称される明治・大正時代に感染症予防医学の発展に尽力された方です。新紙幣の図柄の発表が2年前であり、私たちが最も目にするであろう千円札の図柄が北里先生に決まったことは、コロナ感染症で悩みワクチンを心待ちにする今を考えると、何か不思議な感じがしませんか。新入生の皆さんに、数々の偉業をなした北里先生の言葉を2つ紹介します。一つ目は「偉業をなそうと思うなら、その基礎をしっかり固めなさい。」です。入学し、資格取得を目指す、部活動で上位になることを目指す、そうした事を成すためには、先ず「基礎・基本」をしっかり身に付けることが大切だということです。そして先生の言葉のもう一つは「研究したことを、どうやって世の中に役立てるかを考えよ。」です。入学生の皆さんには「世の中の役に立つ」ことを目指して欲しいですが、先ずは「やらされる」ではなく「目的を持って、考えてやる」という姿勢で物事に望んで下さい。時代の流れが速く、先が読めないこれからの時代を担うであろう皆さんです。志を持って、本校での高校生活を送ってくれることを期待しています。
保護者のみなさま、本日よりお子様を、本校でお預かりすることとなりました。この宮城県水産高等学校で大きく成長し、卒業、修了時にはそれぞれの希望の進路へと進んでいただけるよう、教職員一同最善を尽くす所存でございますが、高校生を取り巻く社会の変化の激しい時代となっており、学校だけでは対応できない部分が多々あるのも現実であります。保護者のみなさまにおかれましては、学校との連携を密にしていただくことをお願いするとともに、今までどおり、あたたかく、時には毅然とした態度で見守っていただき、ともにお子様の成長をサポートしていただきますようお願いいたします。本校へのご協力とご理解を賜りますよう、お願い申し上げます。
結びに、ご多用の中、お出でいただいた保護者のみなさま、ご祝辞、激励を頂戴した多くの方々に感謝を申し上げ、式辞といたします。
令和3年4月8日 宮城県水産高等学校 校長 瀧田雅樹
「高校生デコ白玉コンテスト」結果発表
調理類型3年生3名が参加しておりました標記コンテストの結果が発表されました。
どの生徒の作品も健闘いたしましたが、その中でも「白玉ドーナツ」(写真左)「ずんだ桜モナカ」(写真右)が「菓匠雅庵賞」という名誉ある賞を頂きました。
皆様暖かい応援をありがとうございました。
リンク先より詳細な結果が見られますので、ぜひご覧ください。
→https://www.sushi-tokyo.jp/news-detail/data/1402