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本校OBが第2回7人制デフラグビー世界大会に出場します

1月20日 ㈮

「北陵ラガークラブ」で活躍されているOB:相澤一志選手(2012年度 情報科学科 卒)から嬉しいお知らせをいただきました。

なんとこの度,4月にアルゼンチンで開催される「第2回7人制デフラグビー世界大会〔2nd World Deaf Rugby Sevens Championship〕」に日本代表選手として出場されるというのです。

相澤選手は高校時代,級友や顧問の勧めからラグビーを始め,以来その面白さの虜になり,活動を続けられているとのこと。

野球をはじめ他のチームスポーツのご経験もあるそうですが,ラグビーには「他の競技以上に様々な体格の人が,色々なポジションで活躍でき,互いの信頼のもと,コミュニケーションを密に勝利を掴むチームスポーツとしての素晴らしさ」があり,それが一番の魅力だとおっしゃっていました。

世界大会に向けた意気込みを伺ったところ「優勝を目指して,チームを引っ張る存在でありたい。日本の〈走るラグビー〉を世界に見せたい。」という熱いお言葉を頂戴しました。

1月から強化合宿とのことでしたので,お体に気をつけて頑張っていただければと思います。

最後には,在学生へのメッセージとして,当時の顧問の先生の「チャンスはどこにあるか分からない」といった言葉に触れながら「少しずつでいいから,日々色々なことを積み重ねて,夢を追いかけて欲しい」というお言葉もいただきました。

 

近年,生徒数および競技人口の減少から本校は「単独チームでの試合出場」が出来ておりませんが,在校生にはこうした偉大な先輩の活躍に刺激を受け,活動を盛り上げていってもらいたいです。

 

相澤選手,今回は貴重なお話をありがとうございました。

生徒ならびに教職員一同,世界大会でのご活躍をお祈り申し上げます。

 

※デフラグビー・・・聴覚障がい者のラグビーのこと。「デフ」とは英語で「deaf」という単語で耳が聞こえない、聴覚障がい者という意味です。(「(特非)日本聴覚障がい者ラグビーフットボール連盟」HPより引用。)

公式サイト:(特非)日本聴覚障がい者ラグビーフットボール連盟