2022年度宮水blog
金華さば缶詰の販売について
STIミヤギとフードビジネス類型2年生が昨年度共同開発したオール宮城県産・金華さば缶詰が
3月24~26日に、仙台市内の「グリーンマート桂店」にて宮城県の缶詰4社による
ご当地缶詰フェアで販売されました。
また、30日にはイオン石巻店で10:00~12:00に本校生徒による推奨販売会を実施します。
是非買いに来てください。
1学年で「進路ガイダンス」を行いました
3月9日㈭
株式会社ヘキサ様のご支援のもと,専門学校の教職員の方や現役自衛官の方をお招きし,お話を伺う
「進路ガイダンス」を行いました。
その学校で得られる学びの一端に触れることができ,生徒たちは大満足だったようです。
これをきっかけに,具体的な将来像を少し考えてみてもらえればと思います。
ご協力いただいた皆様,ありがとうございました。
続:機関工学類型2年生の長期航海は順調です
1月27日㈮より太平洋沖に向けて出航しておりました海洋総合実習船「宮城丸」から再び,近況報告が届きました。
先日,「マグロ延縄漁実習」を終えた生徒たちは,釣り実習等でさらに学びを深めているようです。
楽しそうな彼らの姿を確認でき,嬉しい限りです。
彼らは現在,沖縄県付近を航行しており,このまま沖縄県に寄港した後,気仙沼港に立ち寄り,3月14日㈫に石巻港へと帰港する予定です。
残り約10日となりましたが,気を抜くこと無く,健康に留意し,無事戻ってきてほしいと強く願っております。
なお,「宮城丸」の現在位置情報は下記リンク「福島県無線漁業協同組合 【小名浜・泉地区】」の「入出港船情報」よりご覧いただけますので,ご活用願います。
3月20日㈪より「STIミヤギ」とのコラボ商品がイオン東北各店で販売されます
本校フードビジネス類型2年生と石巻市魚町にある水産加工会社「STIミヤギ」が「オール宮城」をテーマに共同開発した「金華サバ缶」が今月20日㈪よりイオン東北の各店舗で販売されます。
味は「水煮」と「味噌煮」の2種類で,その原材料には「金華サバ」はもちろんのこと,「蔵王湧水」や「伊達の旨塩」,「仙台味噌」と「宮城ブランド」にこだわりました。
商品の味から缶のデザインに至るまで,生徒と関連企業の方々の工夫が凝らされた本商品を皆様,ぜひお買い求めください。
また,「石巻かほく」でも報じていただきましたので,ぜひそちらもご覧いただければと思います。
宮城水産高、水産加工会社とサバ缶開発 原料も缶も県産 来月20日から販売 | 河北新報オンライン
生物環境類型の生徒が「卒業制作」として「イワガキ」の水揚げを行いました
どの学校にも「卒業制作」というものはございますが、本校は「水産」高校ですから「卒業制作」も「海産物」です。
先日、卒業した生物環境類型の生徒たちの作品は「イワガキ」でした。
2/24㈮ 宮城県漁協寄磯前網支所の皆様にご協力いただき、カキの研究を行っていた生徒7名が総量約300kgのカキの水揚げに挑戦しました。
卒業後は、養殖業に関わる生徒もいるので、非常に大きな学びになったようです。
メディア各社に取材いただいたので、そちらでも詳細がご確認いただけます。
ぜひご覧下さい。
卒業制作はイワガキ水揚げ300キロ 宮水高生、前網浜沖で授業総仕上げ
卒業前に イワガキ水揚げ 宮城水産高校〈宮城・石巻市〉|FNNプライムオンライン
フードビジネス類型の卒業生が角界へ挑戦します
各種メディアでも取り上げられておりましたが,先日,フードビジネス類型を卒業された飯野錬君,飯野禅君の兄弟はこれから伊勢ノ海部屋に入門し,修行の日々が始まります。高校在学時代は「柔道部」に所属していた二人ですが,そこで身に付けたことも活かしながら,日々「力士」としての技術を磨いてもらえればと思います。
二人のこれまでや今後の意気込みは各新聞社やテレビ局の皆様が詳しく取材してくださったので,ぜひそちらをご覧下さい。(下記リンクからご確認いただけます。)
決して楽なことばかりでは無いと思われますが,教職員一同,二人の今後の活躍を期待しております。
双子の兄弟、角界入り 宮城水産高柔道部から伊勢ノ海部屋へ 体格生かす
「第74回本科卒業証書授与式および第64回専攻科修了証書授与式」を挙行いたしました
令和5年3月1日(水)本校体育館において,「第74回本科卒業証書授与式および第64回専攻科修了証書授与式」を挙行いたしました。
今年度もここ数年に引き続き,新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため規模を縮小しての実施となりましたが,天候に恵まれ,非常に良い環境で,卒業生を送ることができました。
今日まで生徒たちを見守り,支えてくださった皆様に,この場をお借りして御礼申し上げます。
以下,学校長式辞を紹介いたします。
ここ数日、ようやく暖かな日差しが差し込むようになりました。大雪と肌寒い強風に悩まされたこの冬もようやく終わりを迎え、本格的な春がまもなく訪れようとしています。
本日ここに、令和四年度宮城県水産高等学校第74回卒業証書授与式・第64回修了証書授与式を挙行いたしましたところ、お忙しい中、保護者の方々にご臨席を賜り、誠にありがとうございます。
ただいま、呼名を受け、代表を通じ、卒業証書を授与した本科92名の卒業生の皆さん、同じく、修了証書を授与した専攻科9名の修了生の皆さん、卒業並びに修了おめでとうございます。
五月には五類相当への引き下げとなるなど、ようやく終息の兆しが見えてきた新型コロナウイルス感染症ですが、この一ヶ月で県内の一日あたりの新規感染者数は大幅に減ってはきたものの、ここ数日も300名前後で推移しているなど、未だ、後を絶たない状況であります。
本校では多くの卒業生が就職して、社会人として旅立つ大切な時期であることから、本来であれば、三年間、あるいは五年間、皆さんの教育にご協力いただいた方々をご来賓としてお招きし、また、より多くの保護者の方々にご参加いただき、在校生とともに、立派に成長した皆さんの門出を、お祝いいただきたかったのですが,このような形で卒業式を挙行させていただきますこと、何とぞご理解いただきますようお願いいたします。
卒業生、修了生の保護者の皆様、本日はおめでとうございます。
この三年間あるいは五年間、ご子息、ご息女は、就職、進学など自らの進路目標を立て、それぞれ類型を選択し、コロナ禍で制限をされた教育活動の中ではありましたが、日々の学習や実習、資格取得、進路選択などの機会を通じて自らを高めつつ、将来を見据え立派に振る舞うことができるように成長してくれました。
大人の風貌を少し覗かせてくれるようになった、今日の姿に、私ども教職員一同、大事なお子様をお預かりした、その使命を少しではありますが果たすことができたのではないかと、保護者の皆様とともに彼ら、彼女らの成長をうれしく感じているところであります。
保護者の皆様、改めまして心からお祝い申し上げます。
卒業生、修了生の皆さん、卒業・修了おめでとう。
本科を卒業する皆さんが、入学式で真新しい少し大きめな制服を身にまとい,これから迎える高校生活への期待と不安をにじませていた姿は今も記憶に残っています。
さて、皆さんにとって、本校での高校生活は如何だったでしょうか。
入学式を終え、翌日から新型コロナウイルス感染症のため2ヶ月間の臨時休業に始まるなど出端をくじかれ、楽しみであった錨章祭やマラソン大会など全校で行う行事がことごとく中止を余儀なくされた一学年時代、類型選択を終え、専門教科が増える中、中々実習を行えず自信が持てない中で将来像を模索した二学年時代。日常を取り戻し始めた中での進路決定、待ちに待った錨章祭での一般公開、全校生徒で生のアカペラを聞いた芸術鑑賞など、制限下ではあるものの、ようやく高校生活の思い出づくりができた今年度。皆さんにはコロナ禍とはいえ、満足のいく高校生活を送らせてあげることができなかったことは申し訳ない気持ちでありました。そんな中でも、部活動など生徒会活動を通じで、後輩達に何かを残そうと上級生として立派に振る舞い下級生を導く、本校の良き伝統を継承して行ってくれたことに、校長として感謝の気持ちで見守っておりました。本当にありがとう。
また、専攻科修了生の皆さんは、目標とする海技士筆記試験合格に向け、日々頑張る姿を本科生に示し続けてくれました。皆さんの努力に敬意を示すとともに資格取得に向け今後の更なる努力を期待しています。
さて、本日、本校を巣立つ卒業生・修了生の皆さんに、一言贈りたいと思います。
「多くの失敗から学び、経験し、そしてようやく一勝を挙げた。」ユニクロの創業者として知られているファーストリテイリング社長 柳井正(やないただし)氏の言葉です。
柳井氏は、他の人が山といえば、川と返すような異端児だったそうで、多くの失敗や挫折を繰り返しながら、その頃登山用品であったフリースに着目し、誰でも着られるカジュアルウエアとして定着させるなどユニクロを日本のみならず、世界の衣料メーカーにのし上げた経営者です。
『勝利しか体験していない人間は、ただ挑戦していないだけだ。危機につながるような致命的な失敗は絶対にしてはならないが、実行して失敗するのは、実行もせず、分析ばかりしてぐずぐずしている奴ほどよっぽどいい。』と語り、その後に続けた言葉が『私も多くの失敗から学び、経験し、そしてようやく一勝を挙げた。』です。
「何かをしようとすれば、失敗することもある。ましてや他人と違うことや新しいことをしようとすれば、失敗や挫折をするのは当たり前のことであって、失敗を恐れて何も挑戦しなければ成功や変化はあり得ない。失敗や挫折から学ぶことで、成功や新しい何かを掴むことができる。」ということだと思います。
今まで皆さんは、小・中・高の学校生活という多くの人が歩んできた道を進んでいくために、失敗をしないよう、先生方や保護者の方々に導かれてきたと思いますが、社会に出れば、「自らの責任のもと、自らの意思で歩んでいく」ことが必要になります。危機につながるような致命的なものではない範囲で、失敗を恐れず、様々なことにチャレンジしていってください。
本日、本校を巣立ち、就職する、あるいは、上級学校へ進む皆さんには、様々なことにチャレンジする中で、多くの失敗や挫折を通して学んだ経験をもとに、皆さんなりの「一勝」を勝ち取ってくれることを期待しています。卒業後も、皆さんが更なる成長をされることとともに、幸せな未来を迎えられることを、教職員一同、これからも期待とともに応援していきたいと思います。
卒業生、修了生の皆さんの本校からの船出が、幸多からんことを心から祈念して「式辞」といたします。「UW」
令和5年3月1日
宮城県水産高等学校長 瀧田雅樹
機関工学類型2年生の長期航海は順調です
1月27日㈮より太平洋沖に向けて出航しておりました海洋総合実習船「宮城丸」から近況報告が届きました。
今回の長期航海には本校より機関工学類型2年生18名と専攻科1年生8名が乗船し,マグロ延縄漁をはじめとする様々な技術を学んでおります。決して楽なことばかりではありませんが,生徒たちは「毎日の経験」を通し,たくさんの学びを得ているようです。
今後も健康に気をつけながら多くを学び,一回り大きくなった姿で帰ってきてくれることを職員一同期待しております。
なお,「宮城丸」の現在位置情報は下記リンク「福島県無線漁業協同組合 【小名浜・泉地区】」の「入出港船情報」よりご覧いただけますので,ご活用願います。
本校OBが第2回7人制デフラグビー世界大会に出場します
1月20日 ㈮
「北陵ラガークラブ」で活躍されているOB:相澤一志選手(2012年度 情報科学科 卒)から嬉しいお知らせをいただきました。
なんとこの度,4月にアルゼンチンで開催される「第2回7人制デフラグビー※世界大会〔2nd World Deaf Rugby Sevens Championship〕」に日本代表選手として出場されるというのです。
相澤選手は高校時代,級友や顧問の勧めからラグビーを始め,以来その面白さの虜になり,活動を続けられているとのこと。
野球をはじめ他のチームスポーツのご経験もあるそうですが,ラグビーには「他の競技以上に様々な体格の人が,色々なポジションで活躍でき,互いの信頼のもと,コミュニケーションを密に勝利を掴むチームスポーツとしての素晴らしさ」があり,それが一番の魅力だとおっしゃっていました。
世界大会に向けた意気込みを伺ったところ「優勝を目指して,チームを引っ張る存在でありたい。日本の〈走るラグビー〉を世界に見せたい。」という熱いお言葉を頂戴しました。
1月から強化合宿とのことでしたので,お体に気をつけて頑張っていただければと思います。
最後には,在学生へのメッセージとして,当時の顧問の先生の「チャンスはどこにあるか分からない」といった言葉に触れながら「少しずつでいいから,日々色々なことを積み重ねて,夢を追いかけて欲しい」というお言葉もいただきました。
近年,生徒数および競技人口の減少から本校は「単独チームでの試合出場」が出来ておりませんが,在校生にはこうした偉大な先輩の活躍に刺激を受け,活動を盛り上げていってもらいたいです。
相澤選手,今回は貴重なお話をありがとうございました。
生徒ならびに教職員一同,世界大会でのご活躍をお祈り申し上げます。
※デフラグビー・・・聴覚障がい者のラグビーのこと。「デフ」とは英語で「deaf」という単語で耳が聞こえない、聴覚障がい者という意味です。(「(特非)日本聴覚障がい者ラグビーフットボール連盟」HPより引用。)
公式サイト:(特非)日本聴覚障がい者ラグビーフットボール連盟
宮城水産×小牛田農林合同販売実習を行いました
12月21日(水)石巻合同庁舎で小牛田農林高校と合同で販売実習を行いました。
この日は第3水曜日なので「みやぎ水産の日」
今月のおすすめ食材「サバ」ということで、水産高校のさば水煮缶詰と調理類型考案のさば水煮缶詰レシピ、
小牛田農林高校の旨米パックライスをセットで販売しました。
今回の取り組みは昨年に引き続き2回目ということで沢山の新聞やテレビにも取り上げて頂きました。
沢山の方に買って頂きありがとうございました。