水産高校ではどのような勉強をするのですか?
1年生は、全員で海洋の基礎を学び、2年生から各類型に分かれての専門学習をします。
1年生は、全員で海洋の基礎を学び、2年生から各類型に分かれての専門学習をします。
1年生の前半(4~9月)に全員、カッターというボートを漕ぐ訓練をします。
7月には県の実習船・宮城丸での体験乗船(2時間ほどのショートクルーズ)を経験します。
この後、専門(類型)に分かれ、航海技術類型・機関工学類型へ進んだ生徒は
宮城丸に乗って函館までの4泊5日の短期航海とハワイまでの60日間の遠洋航海実習で本格的な乗船経験を積むことが出来ます。
また、航海技術類型と生物環境類型ではモーターボートによる操船実習を行い、小型船舶操縦士の免許を取るための授業があります
調理類型、フードビジネス類型では、長期航海やモーターボートの実習が無いため、他の類型に比べて船に接する機会は少なくなります。
宮水は「船乗りになる」ための学校ではなく、「船乗りにもなれる」学校です。
ですから、全員が船乗りになるということではありません。
卒業後、船乗りになるのは、毎年10人くらいです。詳しくは、“進路”コーナーに掲載しています。
学科類型紹介の専攻科コーナーをご覧ください。
私立大学の指定校推薦枠はたくさんありますし、水産・海洋系高校枠を使って、国立大学に進学する生徒も毎年のようにいます。
詳しくは、“進路”コーナーに掲載しています。
宮水では、「やる気」さえあれば、その不安が解消されるように指導しています。
中学校時代まで、あまり成績も良くなかったとしても、本校で学ぶことで開花し、トップクラスの成績をとっている生徒がたくさんいます。
やはり大切なのは、「やる気」です!
また、宮水は実習の授業が多いので、体を動かし、手足で学ぶことができるのも本校の魅力的です!
実習関係費は類型によって3年間で5~15万円と、多少の開きがあります。
年度によって多少異なりますが、類型ごとに行き先の異なる修学旅行(航海技術・機関工学類型は短期航海と遠洋航海実習)の費用を含めると、目安は次の通りです。
航海技術類型 10万円
フードビジネス類型 15万円
生物環境類型 14万円
機関工学類型 9万円
調理類型 21万円
また、これらの他に、資格を取得する際は、別にお金がかかります。
特に、毎年多くの生徒が受験するアーク溶接、ガス溶接、ボイラー取扱、クレーン類、フォークリフトなどの資格は、どの類型に進んだとしても取得することができますが、それぞれ1~3万円(最もたくさん取る人は10万円以上)必要です。
調理類型は、最初に包丁等の道具代がかかる上、実習費も他の類型より高くなっています。
ただし、調理類型は、基本的に溶接やフォークリフトといった資格を取る必要がないので、道具代や実習費がたくさんかかるとしても、トータルではお金がかかるとは言えません。
場所によります。現在、鹿島台や大崎、多賀城、仙台から通っている生徒もいます。
ただ、通学は大変ですし、通えない場所もあるでしょう。必要な場合、下宿の紹介をしています。
申し訳ございませんが、寮はありませんのでご了承ください。
宮城県では、原則として宮城県への一家移転を予定している方のみ、宮城県の県立高校受験を認めています。